履歴書は基本的なデータ、職務経歴書に詳細を記入する
求人へ応募する際に履歴書と職務経歴書を提出することが多いですが、
履歴書で学歴や職歴、免許や資格など基本的なデータを確認し、職歴の詳細や志望動機、自己PRなどは職務経歴書で確認されるということを認識しておきましょう。
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今回は書類選考に通りやすい履歴書と職務経歴書の書き方をお伝えします。
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履歴書は嘘をつかずに一つ一つの項目を丁寧に記入することが重要!
私もこれまでにたくさんの履歴書を見てきていますが、面接に呼ばれる人の履歴書を一言で言うとしっかり作ってあります。逆に書類選考で落とされる人の履歴書は
・間違った箇所を塗りつぶしている
・字が下手すぎて読めない
・内容がスカスカ
などの特徴があります。面接官は応募された人がどんな人かを知りたくて履歴書、職務経歴書を見るので、相手に自分がどんな人かわかってもらうための配慮は前提として必要になることを理解しておきましょう。
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具体的な履歴書の書き方とは?画像付きで解説
(JIS規格の履歴書テンプレート、dodaホームページより)
①履歴書をポストへ投函する日、または面接日を記入します。表記は和暦(令和〇年、平成〇年)または西暦で統一しましょう。
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②写真の大きさは縦24mm~30mm、横36mm~40mmです。写真の見栄えを考えると、できれば店で撮影してもらった方がいいでしょう。さらに評価する側の立場から考えると笑顔の方がより好印象です。
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③「ふりがな」と書かれていたらひらがな、「フリガナ」と書かれていたらカタカナで書くようにしましょう。意外と間違っている場合も多いので気をつけましょう。
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④名前は戸籍通りの名前を表記しましょう。例えば「澤」「沢」の違いなど、戸籍の表記といつも使っている字が違うこともあるかと思います。また、結婚して姓が変わったり、逆に戻ったりした場合も注意が必要です。
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⑤住所の番地表記は「〇ー〇ー〇〇」のようにハイフンでつなぐより、〇丁目〇番〇号と漢字表記にした方が印象がよいです。
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⑥学歴は中学校から書くのが望ましいようですが、高校からでも特に問題はありません。職歴は正社員として働いた場合は期間に関わらず必ず記載するようにしましょう。
その理由は職歴にブランクが空いてしまうことと、社会保険の加入履歴で記入していないことが発覚してしまうからです。もっと言うと経歴詐称になってしまいます。
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早期退職をしてしまった場合の挽回策として退職理由を記入することは必須ですが、書き方には気をつける必要があります。
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例えば、以前の会社はブラックだったので耐えきれずに辞めたなどと前の会社を悪者扱いするとあなたの印象が悪くなってしまいます。面接官からすれば、「そのブラックの会社を選んだのはあなたでしょ?」という評価をされてしまいます。
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その場合は①早期退職をしてしまったのは自分に原因があること、②早期退職をしないための対策も書きましょう。
その他注意事項ですが、
・会社名の表記は(株)を使わずに株式会社と正式名称で記入
・契約社員の場合は(契約社員)と会社名の後に表記
・派遣社員の場合は「〇〇株式会社から△△株式会社へ派遣」などのように記載
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⑦免許は正式名称で書くようにしましょう。
・自動車免許 → 普通自動車第一種運転免許
その他、免許や資格の名称が変わっているときは取得時の名称で構いません。資格が複数ある場合は応募する仕事に関係ある資格を優先して書くといいでしょう。
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⑧志望動機や自己PRについては職務経歴書で詳しく記載するので、趣味・特技のみの記載でも構いません。面接官と話が弾むこともあるので何かしら記入しておいた方がいいです。
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⑨本人希望記入欄は就職をする上で外せない条件のみ記入するようにしましょう。私の場合はワークライフバランスを考慮していただきたいと記入していました。
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職務経歴書は次のブログで紹介します。
(参考Youtube)
転職のサラタメさん 【書類作成の極意】履歴書・職務経歴書の書き方!超重要ポイントを徹底解説します。
現役人事が教えるキャリアの教科書 【転職】元人事が教える履歴書の書き方
転職エンジェル【転職のセンター試験OSUMITSUKI】 転職活動の履歴書の書き方。これ1本でほぼ完璧。