
「転職したいと思ってから、もう半年が過ぎた」
「日曜日には求人を調べようと思うのに、気づけば月曜日になっている」
「友達は転職しているのに、自分だけ何も変わっていない」
そんな気持ちになったことはありませんか?
転職したい気持ちはあるのに、何もしていない。毎日の仕事に追われているうちに、時間だけが過ぎていく。
その状態を変えるために、いきなり履歴書を完成させたり、求人へ応募したりする必要はありません。
まずは7日間、1日10分程度の転職準備を試してみましょう。
この記事では、転職活動を先延ばしにしてしまう人に向けて、無理なく始められる具体的な行動プランを紹介します。
転職したいけど何もしていないのはなぜ?
転職を考えているのに行動できない理由は、人によって異なります。
1.今の会社への不満はあるけれど、転職するほどか迷っている
「給料は低いけれど、人間関係は悪くない」
「残業は多いけれど、仕事には慣れている」
このように、現在の職場にも良いところがあると、転職するべきか迷いやすくなります。
そこで必要なのは、転職するかどうかを今すぐ決めることではありません。
まず、現在の会社に残る場合と転職する場合、それぞれのメリットとデメリットを整理してみましょう。
2.転職活動を大変な作業だと思っている
転職活動と聞くと、自己分析、履歴書、職務経歴書、求人探し、面接対策など、多くの作業が思い浮かびます。
しかし、最初からすべて取り組む必要はありません。
例えば、今日は求人を1件見るだけ。明日は自分の仕事内容を3つ書くだけ。
行動を小さく分けることで、忙しい人でも始めやすくなります。
3.失敗するのが怖くて情報収集を避けている
求人を調べると、今の会社との違いが見えてきます。
「転職先の方が悪かったらどうしよう」
「自分には応募できる会社がないかもしれない」
そんな不安から、求人を見ること自体を避けてしまう場合があります。
しかし、求人を調べたからといって、必ず応募する必要はありません。
不安が強い人は、先に転職が怖くて動けない人へ|不安の原因と対処法を読んでみてください。
4.毎日の仕事で疲れている
朝から働き、残業して帰宅する。食事や家事を済ませれば、もう寝る時間。
そんな生活では、転職活動に使う時間を確保すること自体が難しいでしょう。
この場合は、無理に活動量を増やすより、まず休息を確保することが大切です。
転職したいのにやる気が出ない人への対処法も参考にしてください。
転職活動を始める前に知っておきたい3つのこと
転職活動を始めても、今の会社を辞める必要はない
求人情報を見たり、職務経歴を整理したりすることは、在職中でもできます。
応募や内定承諾をするかどうかは、その後に判断できます。
転職準備は、退職を決めるためではなく、選択肢を増やすために行うものです。
7日間で転職先を決めなくていい
今回の目標は、内定を獲得することではありません。
「自分が何を変えたいのか分かる」「気になる求人が見つかる」「相談するかどうか判断できる」という状態を目指します。
何もしない日があっても、翌日から再開できる
忙しい日や体調が優れない日は、計画どおりに進まないこともあります。
その場合は、できなかった分をまとめて取り戻そうとせず、次の行動から再開しましょう。
【実践編】転職したいけど何もしていない人の7日間プラン
ここからは、実際に取り組める7日間の行動プランを紹介します。
| 日 | やること | 目安時間 |
|---|---|---|
| 1日目 | 転職したい理由を3つ書く | 10分 |
| 2日目 | 今の会社の良い点も書く | 10分 |
| 3日目 | 自分の経験を5つ書く | 10分 |
| 4日目 | 求人を3件見る | 15分 |
| 5日目 | 希望条件を整理する | 10分 |
| 6日目 | 相談先を調べる | 10分 |
| 7日目 | 来週の行動を1つ決める | 10分 |
1日目|転職したい理由を3つ書き出す
まずはスマートフォンのメモ帳を開き、転職したい理由を3つ書いてください。
例えば、次のような内容です。
- 給料がなかなか上がらない
- 残業が多く、平日の自由時間が少ない
- 今の会社では新しい仕事に挑戦できない
次に、それぞれについて「転職先でどう変えたいか」を考えます。
「給料が低い」なら「年収を上げたい」。
「残業が多い」なら「平日の時間を確保したい」。
こうして、不満を希望条件へ変えていきます。
今日の達成条件:転職したい理由を3つ書いた。
2日目|今の会社の良いところも3つ書く
転職したい気持ちが強いと、今の会社の悪いところばかり見てしまうことがあります。
そこで、今日は良いところも書き出しましょう。
例えば、通勤時間が短い、同僚との関係が良い、仕事に慣れている、有給休暇を取得しやすい、といったことです。
良い点と悪い点を並べると、転職によって失いたくない条件が見えてきます。
転職先を選ぶときは、今の会社の不満を解消するだけでなく、現在の良い条件をどこまで維持できるかも大切です。
今日の達成条件:今の会社の良い点を3つ書いた。
3日目|自分ができる仕事を5つ書く
「自分には転職でアピールできるスキルがない」
そう思っている人も、これまでの業務を振り返ってみましょう。
例えば、事務職なら電話対応、Excel入力、資料作成、スケジュール調整、問い合わせ対応。
販売職なら接客、在庫管理、売上管理、クレーム対応、新人教育などです。
立派な成果がなくても、継続して担当してきた仕事は経験として整理できます。
詳しくは転職したいけど自分に何ができるかわからない人へも参考にしてください。
今日の達成条件:自分の経験を5つ書いた。
4日目|求人を3件だけ見てみる
今日は実際に求人を調べます。
ただし、応募する必要はありません。
自分が興味を持てる仕事を3件探し、次の項目を比較しましょう。
- 仕事内容
- 応募条件
- 年収
- 休日
- 勤務地
- 未経験者への教育体制
気になる求人が見つからなかった場合も、「希望条件では求人が少ない」という情報を得られたことになります。
求人票の見方が分からない人は、求人票で確認したい7つのポイントを参考にしてください。
今日の達成条件:求人を3件確認した。
5日目|転職先に求める条件を整理する
4日目に見た求人を参考に、希望条件を整理します。
ここでおすすめなのが、「絶対に譲れない条件」と「できれば満たしたい条件」を分けることです。
例えば、次のように考えます。
| 絶対に譲れない条件 | できれば満たしたい条件 |
|---|---|
| 通勤1時間以内 | 通勤30分以内 |
| 年収400万円以上 | 年収450万円以上 |
| 土日休み | 年間休日120日以上 |
これは一例です。自分の生活や価値観に合わせて設定してください。
すべての条件を満たす求人が見つからなくても、何を優先するか決めておけば比較しやすくなります。
今日の達成条件:譲れない条件を3つ決めた。
6日目|相談できる相手やサービスを調べる
今日は、一人で判断できないことを相談する方法を調べます。
家族や知人に話す方法もあれば、転職エージェントなどの支援サービスを利用する方法もあります。
特に未経験の仕事へ転職したい場合は、自分の経験で応募できる求人があるのか、第三者の意見を聞くことも役立ちます。
転職エージェントの利用が初めてなら、登録から内定までの流れを7ステップで解説した記事を読んでみてください。
今日の達成条件:相談先を1つ調べた。
7日目|来週やることを1つだけ決める
最終日は、これまでの6日間を振り返ります。
転職したい理由は整理できたでしょうか。
自分の経験や希望条件は見えてきたでしょうか。
気になる求人は見つかったでしょうか。
すべて終わっていなくても構いません。
来週の行動を1つ決めましょう。
例えば、「求人をさらに5件比較する」「職務経歴書の下書きを作る」「転職エージェントの利用条件を確認する」などです。
今日の達成条件:来週の予定を1つ決めた。
7日間の転職準備チェックリスト
実践しながら、以下の項目をチェックしてみてください。
- 1日目:転職したい理由を3つ書いた
- 2日目:今の会社の良いところを3つ書いた
- 3日目:自分の経験を5つ書いた
- 4日目:求人を3件比較した
- 5日目:希望条件を整理した
- 6日目:相談先を調べた
- 7日目:来週の行動を決めた
7日間を終えた時点で転職するかどうか決まっていなくても、問題ありません。
大切なのは、以前より判断材料が増えていることです。
7日間の準備を終えたら、次はどうする?
ここまで取り組んだ人は、転職に向けて何を考えればよいか、少しずつ整理できているはずです。
次の行動は、人によって異なります。
希望する職種が明確になった人は、求人探しや応募書類の準備を進めましょう。
まだ転職するか迷っている人は、今の会社に残る選択肢も含めて比較してください。
一方、未経験の仕事に挑戦したいけれど、自分だけでは求人選びが難しいと感じる人は、転職支援サービスへの相談も選択肢になります。
20〜35歳で未経験転職を考えている人へ
転職支援サービスの一つに、ツナグバがあります。
ツナグバは、20〜35歳の未経験転職や第二新卒などを主な対象とするサービスです。
「自分の経験で応募できる求人があるか知りたい」「どのような仕事が向いているのか相談したい」という人は、対象条件や支援内容を公式サイトで確認し、必要に応じて利用を検討してみてください。
【ツナグバ】
※広告・PR表記となります。
よくある質問
転職したいと思ってから半年間何もしていません。遅いですか?
半年間何もしていなかったからといって、転職できなくなるわけではありません。
ただし、求人状況や自分の希望条件は変化するため、今の状況を確認する意味はあります。
まずは求人を1件見るところから始めてみましょう。
転職したいけれど、何がしたいか分かりません
希望職種が決まっていない場合は、先に「今の仕事で変えたいこと」を整理してみましょう。
仕事内容、給与、休日、働き方など、改善したい条件から考える方法があります。
関連記事:転職したいけど何がしたいかわからない人へ
転職活動は毎日しなければいけませんか?
毎日取り組む必要はありません。
週末にまとめて求人を比較する方法もありますし、平日に5〜10分だけ準備する方法もあります。
自分が続けやすいペースを選びましょう。
まだ転職するか決めていないのにエージェントへ相談してもいいですか?
サービスによっては、転職を決めていない段階でも相談できます。
ただし、対応範囲や利用条件は異なります。事前に確認しましょう。
関連記事:転職エージェントは相談だけでもOK?
まとめ|転職したいけど何もしていないなら、今日の10分から始めよう
転職したいと思っていても、仕事の忙しさや将来への不安から、なかなか行動できないことがあります。
しかし、転職活動を始めるために、いきなり大きな決断をする必要はありません。
今回紹介した7日間のプランでは、転職したい理由を整理し、自分の経験を振り返り、求人を比較するところから始めます。
転職するかどうかを決めるのは、その後でも構いません。
今日できることを一つだけ始める。
その積み重ねが、これからの働き方を考えるきっかけになります。