
転職したいのにやる気が出ない20代・30代へ|動けないときの5つの対処法
「今の会社を辞めたい」
「転職した方がいい気がする」
そう思っているのに、
なぜか転職活動を始める気になれない。
そんな状態になっていませんか?
仕事から帰ると疲れてしまい、
「今日は転職サイトを見よう」
と思っていたのにスマホを眺めて一日が終わる。
休日になると、
「せっかくの休みくらい仕事のことを考えたくない」
と思ってしまう。
そして気づけば数カ月。
「このままじゃダメだ」と思いながら、何も変わっていない。
20代・30代で転職を考えている人には、珍しいことではありません。
でも、ここで大切なのは、
やる気が出るのを待たないことです。
転職活動は、
「やる気が出たから行動する」
ではなく、
小さく行動するから、やる気が出てくる
と考えた方が進めやすくなります。
この記事では、転職したいのにやる気が出ない20代・30代に向けて、今日からできる5つの対処法を紹介します。
転職したいのにやる気が出ないのはおかしくない
まず、
「転職したいのに動けない自分はダメなのでは?」
と思う必要はありません。
転職はかなりエネルギーを使います。
たとえば、
- 自己分析
- 求人探し
- 履歴書作成
- 職務経歴書作成
- 面接
- 企業研究
- 退職交渉
など、やることがたくさんあります。
さらに、
「転職して失敗したらどうしよう」
「年収が下がったらどうしよう」
「次の会社も嫌だったらどうしよう」
という不安まで加わります。
普段の仕事で疲れている状態なら、
転職活動まで頑張れないのは自然なことです。
だからこそ必要なのは、気合ではありません。
行動のハードルを下げることです。
転職のやる気が出ない原因は大きく4つある
最初に、
「なぜ自分は動けないのか」
を整理してみましょう。
1.仕事で疲れている
最も単純なのが、
今の仕事でエネルギーを使い切っているケースです。
残業して帰宅。
食事をして風呂に入る。
気づけば夜10時、11時。
そこから求人を探したり職務経歴書を書いたりするのは大変です。
この場合、
「やる気がない」
というより、
単純に疲れているだけ
かもしれません。
2.何から始めればいいかわからない
転職活動の全体像がわからないと、最初の一歩が重くなります。
たとえば、
「まず転職サイト?」
「エージェント?」
「自己分析?」
「履歴書?」
と考えているうちに、面倒になってしまいます。
このタイプは、
最初にやることを1つだけ決める
だけでもかなり動きやすくなります。
3.転職するのが怖い
やる気が出ないように感じても、実はその奥に、
転職への恐怖
が隠れているケースがあります。
今の会社に不満はある。
でも、
「もっと悪い会社だったらどうしよう」
という不安もある。
すると、人は現状を選びやすくなります。
今の環境が嫌でも、
知っている環境の方が安心だからです。
4.転職した後の未来が見えていない
もう一つ大きいのが、
「転職してどうなりたいか」
が曖昧な状態です。
ただ、
「今の会社を辞めたい」
だけだと、転職活動を続ける理由が弱くなります。
そこでおすすめなのが、
転職した後にどんな生活をしたいか考えること
です。
転職したいのに動けないときの5つの対処法
ここから具体的な方法を紹介します。
対処法1|転職したい理由を書き出す
最初におすすめなのが、
「なぜ転職したいのか」を書くことです。
頭の中だけで考えず、紙やスマホに書いてみましょう。
たとえば、
- 給料が低い
- 残業が多い
- 上司と合わない
- 将来性を感じない
- 成長している実感がない
- もっと家族との時間が欲しい
- 新しい仕事に挑戦したい
などです。
書き出すと、
「自分は何に不満を感じているのか」
が見えてきます。
さらに、
転職によって何を変えたいのか
まで考えてみましょう。
たとえば、
「残業を減らして平日の夜を自由にしたい」
「年収を50万円上げたい」
「ITスキルを身につけたい」
などです。
転職する目的が見えると、行動する理由が生まれます。
対処法2|転職活動を小さくする
転職活動という言葉を聞くと、
「履歴書を書いて、企業を探して、面接を受けて……」
と考えてしまいます。
それでは重すぎます。
そこで、
行動を極端に小さくしましょう。
今日やるのは、
「転職サイトを見るだけ」
でもOKです。
明日は、
「気になる求人を1件保存する」
だけ。
その次の日は、
「自分の仕事内容を3つ書く」。
これで十分です。
転職活動は、
0から100へ一気に進む必要はありません。
0から1にすることが大切です。
対処法3|理想の未来を具体的に想像する
元の記事でも紹介していたのが、
理想と現実のギャップを行動につなげる考え方
です。
たとえば現在、
「毎月40時間残業している」
とします。
一方、
「転職して残業10時間以内になった自分」
を想像してみます。
毎日1時間早く帰れたら、
- 家族と夕食を食べる
- 趣味を楽しむ
- 勉強する
- 副業する
- ゆっくり休む
ことができます。
あるいは、
現在の年収が400万円なら、
「3年後に年収500万円になっている自分」
を想像してみてもいいでしょう。
ただ、
「成功したい」
「お金持ちになりたい」
といった大きすぎる目標より、
今より少し良い未来
を考えるのがおすすめです。
「3年後どうなりたい?」を考えてみよう
転職活動にやる気が出ない人ほど、
3年後を考えてみてください。
今の会社にそのままいた場合、
3年後どうなっていそうでしょうか?
給料は上がっていますか?
スキルは身についていますか?
働き方は改善していますか?
楽しそうに仕事をしていますか?
そしてもう一つ。
転職した場合の3年後も考えてみましょう。
たとえば、
現在
年収400万円
残業月40時間
仕事にやりがいを感じない
↓
3年後
年収480万円
残業月15時間
専門スキルが身についている
このようにイメージすると、
「転職活動をする意味」
が見えやすくなります。
対処法4|やる気がなくても求人を見る
個人的におすすめしたいのが、
求人を見るだけの日を作ること
です。
応募する必要はありません。
転職するか決める必要もありません。
ただ求人を見るだけです。
求人を見ていると、
「こんな会社もあるんだ」
「今より年収が高い」
「この仕事は面白そう」
「未経験でも応募できるんだ」
という発見があります。
すると少しずつ、
転職が現実的な選択肢に変わっていきます。
対処法5|転職活動の期限を決める
人は、
「いつかやろう」
と思っていると、なかなか動けません。
そこで、
期限を決めます。
たとえば、
「今月中に転職サイトへ登録する」
「今週末までに求人を10件見る」
「3カ月以内に1社応募してみる」
などです。
ポイントは、
転職する期限ではなく、行動する期限を決めること。
いきなり、
「3カ月後に会社を辞める」
と決める必要はありません。
「転職する」と「転職活動をする」は別
ここはとても大切です。
転職活動を始めたからといって、
必ず転職する必要はありません。
求人を見て、
「今の会社の待遇は意外と悪くない」
と気づくこともあります。
転職エージェントに相談して、
「もう少し経験を積んでから転職しよう」
と判断することもあります。
つまり転職活動は、
今の会社と他の会社を比較するための情報収集
でもあります。
だから、
「転職する覚悟が決まっていない」
という理由で動かないのはもったいありません。
転職が怖くて動けない場合はどうする?
もし、
「やる気がない」
というより、
「失敗が怖い」
と感じているなら、別のアプローチが必要です。
その場合は、
いきなり会社を辞めないこと
が大切です。
働きながら、
求人を見る。
企業について調べる。
転職エージェントに相談する。
少しずつ情報を増やしてください。
転職への恐怖が大きい方は、
→ 「転職が怖くて動けない人へ|最初にやるべき5つのこと」では、転職への不安を小さくしながら最初の一歩を踏み出す方法を詳しく解説しています。
「怖いままでも始めていい」と考えると、少し楽になります。
何から始めればいいかわからない人へ
転職する気持ちはある。
でも、
「結局何から始めればいいの?」
という人も多いでしょう。
おすすめの順番は、
- 転職理由を書き出す
- 希望条件を決める
- 求人を見る
- 自分の経験を整理する
- 転職サービスへ登録する
- 応募する
- 面接を受ける
です。
最初から完璧な職務経歴書を作る必要はありません。
まずは求人を見るところから始めても大丈夫です。
具体的な転職活動の進め方については、
→ 「転職活動は何から始める?内定までの流れを7ステップでわかりやすく解説」で、準備から応募・面接・内定までを順番に解説しています。
何をすればいいか迷っている人は、こちらから確認してみてください。
「スキルがないから転職できない」と思っている人へ
転職する気になれない原因として、
「どうせ自分にはスキルがない」
と考えているケースもあります。
でも、
スキルというのは資格や専門知識だけではありません。
営業経験があれば、
- 顧客対応
- 提案
- 交渉
- スケジュール管理
などがあります。
事務なら、
- Excel
- 資料作成
- 電話対応
- 関係者との調整
などもあります。
今まで普通にやってきた仕事の中に、
次の会社で使える経験が隠れていることがあります。
自分のスキルに自信がない人は、
→ 「転職したいけどスキルがない20代・30代へ|何から始める?」で、経験の棚卸しから転職活動の始め方まで紹介しています。
最初から、
「自分には何もない」
と決めないことが大切です。
転職のやる気は「行動した後」についてくる
転職活動では、
「やる気が出たら始めよう」
と思ってしまいがちです。
でも実際は、
始めたからやる気が出る
ことも少なくありません。
求人を1件見る。
気になる会社を保存する。
自分の職歴を1行書く。
転職エージェントに登録する。
そんな小さな行動で十分です。
1つ行動すると、
「もう少し調べてみようかな」
という気持ちが出てくることがあります。
これを繰り返していきます。
偉人の言葉は「行動するきっかけ」として使う
元の記事では、武井壮さん、イチローさん、孫正義さんなどの考え方から、
「目標を持つこと」
「小さな努力を積み重ねること」
「未来のビジョンを持つこと」
を紹介していました。
こうした言葉を読むだけで人生が変わるわけではありません。
でも、
一歩動くきっかけ
にはなります。
大切なのは、
「いい言葉だった」
で終わらせないこと。
たとえば記事を読んだあと、
「求人を1件見る」
だけでも構いません。
言葉を、
行動へ変えること
が重要です。
今日やることは1つでいい
ここまで読んで、
「よし、転職活動を頑張ろう!」
と思う必要はありません。
むしろ、
今日やることを1つだけ決めましょう。
たとえば、
- 転職理由を3つ書く
- 転職サイトを見る
- 気になる求人を1件保存する
- 自分の仕事内容を5つ書く
- 転職エージェントを調べる
この中から1つで十分です。
転職は人生に関わる大きな決断ですが、
転職活動の最初の一歩は小さくていい
のです。
まとめ|転職のやる気が出ないなら「5分だけ」動いてみよう
転職したいのにやる気が出ない20代・30代は、
「もっと頑張らなきゃ」
と自分を追い込む必要はありません。
まず、
動けない理由を整理すること
から始めましょう。
そして、
転職したい理由を書く。
理想の未来を考える。
求人を1件見る。
そんな小さな行動を積み重ねていきます。
転職活動は、
やる気がある人だけが成功するものではありません。
やる気がなくても、小さく行動できる人が前に進みます。
今日5分だけでも構いません。
求人を1件見るところから始めてみてください。
その小さな一歩が、
数カ月後の働き方を変えるきっかけになるかもしれません。
*
(参考)
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