
コミュニケーションが苦手でも転職できる|20代30代が面接・職場で好かれる7つのコツ
「人と話すのが苦手だから転職が不安」
「面接になるとうまく話せない」
「新しい職場で人間関係を築けるか心配」
転職を考えている20代・30代の中には、このような不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
求人票を見ると、
「コミュニケーション能力のある方歓迎」
という言葉もよく目にします。
すると、
「自分は話すのが得意じゃないから無理かも……」
と思ってしまうかもしれません。
しかし、仕事で求められるコミュニケーション能力とは、
面白い話をしたり、誰とでも盛り上がれたりする能力ではありません。
むしろ、
- 相手の話を聞く
- 分からないことを質問する
- 相手の立場を考える
- 必要なことをきちんと伝える
といった基本的なことの方が重要です。
つまり、口下手でもコミュニケーション能力は身につけられます。
この記事では、転職に悩む20代・30代に向けて、面接や新しい職場で役立つコミュニケーションのコツを紹介します。
転職で求められるコミュニケーション能力とは?
「コミュニケーション能力が高い人」
というと、
- 話が面白い
- 明るい
- 誰とでもすぐ仲良くなれる
- 飲み会を盛り上げられる
といった人物を想像する人もいるでしょう。
しかし、仕事では少し違います。
企業が求めているのは、
仕事を円滑に進めるために必要なコミュニケーションが取れる人
です。
例えば、
上司から指示を受けたときに、
「つまり○○までに△△をすればいいということですね」
と確認できる。
お客様から要望を聞いたときに、
「一番重視しているのはどの部分でしょうか?」
と質問できる。
ミスが起きたときには、
「現在このような状況です。○時までに対応します」
と報告できる。
こうした行動も立派なコミュニケーション能力です。
「話すのが苦手=コミュニケーション能力が低い」ではない
転職活動で自信をなくしている人ほど、
「自分はコミュ障だから……」
と考えてしまうことがあります。
しかし、
話すのが得意なことと、コミュニケーション能力が高いことは別です。
仕事では「話す力」以上に、
聞く力
が重要になる場面もたくさんあります。
例えば営業でも、
一方的に商品の説明をする人より、
「現在どんなことで困っていますか?」
「それはいつ頃からですか?」
「どの部分を改善したいですか?」
と質問できる人の方が、お客様のニーズを理解できます。
つまり、
口下手でも聞き上手になれば十分に活躍できます。
転職そのものに自信がなく、
「自分なんか転職しても通用しないかも」
と感じている人は、
「転職したいけど自信がない人へ|その不安は成長したいと思っている証拠です」
も読んでみてください。
自信がついてから転職活動を始めるのではなく、不安を抱えながら少しずつ動き始めても大丈夫です。
転職で役立つコミュニケーションのコツ7選
1.相手の名前を呼ぶ
まず簡単にできるのが、
相手の名前を覚えて、会話の中で呼ぶこと
です。
例えば、
「ありがとうございます」
だけでなく、
「○○さん、ありがとうございます」
と言ってみます。
名前を呼ばれると、
「自分に話しかけている」
ということが明確になります。
新しい職場では特に、
- 上司
- 先輩
- 同僚
の名前をできるだけ早く覚えておきましょう。
名前を覚えることは、小さいようで意外と大切なコミュニケーションです。
2.相手の話を最後まで聞く
コミュニケーションが苦手な人ほど、
「何を話そう?」
と考えてしまいます。
しかし、まず意識してほしいのは、
話すことではなく聞くことです。
相手が話している途中で、
「それ、自分もあります!」
と割り込むよりも、
まず最後まで話を聞きましょう。
そして、
「それは大変でしたね」
「その後どうなったんですか?」
などと返します。
これだけでも、
「ちゃんと話を聞いてくれる人だな」
という印象になります。
仕事でも同じです。
上司から指示を受けている途中で自己判断せず、
最後まで聞いてから確認する。
これだけで仕事上のミスも減らせます。
3.相づち+質問を使う
会話を続けるのが苦手なら、
相づち+質問
を覚えておくと便利です。
例えば、
「先週京都に行ってきたんです」
と言われたら、
「いいですね!どこに行ったんですか?」
と返します。
仕事なら、
「この商品は納期を優先したいんです」
と言われたら、
「承知しました。具体的にはいつ頃までをご希望でしょうか?」
と返します。
つまり、
相手の発言 → 受け止める → 一つ質問する
これだけです。
無理に面白いことを言う必要はありません。
4.結論から話す
転職面接でも仕事でも役立つのが、
結論から伝えること
です。
例えば上司から、
「この仕事、今日中に終わりそう?」
と聞かれたとします。
分かりにくい回答は、
「実は午前中に別の仕事が入って、それが思ったより時間がかかっていて……」
という話し方です。
まず、
「はい、17時頃までには完了予定です」
と結論を伝えます。
その後、
「ただし○○の確認次第では30分ほど遅れる可能性があります」
と補足します。
この順番なら相手も理解しやすくなります。
転職面接でも同じです。
「あなたの強みは何ですか?」
と聞かれたら、
「私の強みは調整力です」
と最初に答えてから具体例を説明します。
面接では、話の上手さ以上に相手が理解しやすい話し方が大切です。
面接での伝え方をもう少し詳しく知りたい人は、
「転職面接で採用される人の話し方とは|20代30代が面接官に評価される言葉の使い方」
も参考にしてください。
同じ経験でも「どう伝えるか」によって面接官の受け取り方は変わります。
5.分からないことは質問する
仕事ができる人というと、
「何でも自分で解決できる人」
というイメージを持つかもしれません。
しかし実際には、
分からないことを適切なタイミングで質問できる人
の方が安心して仕事を任せられる場合があります。
例えば、
「この資料の提出は金曜日でいいですか?」
「この部分は○○という理解で合っていますか?」
などです。
分からないまま仕事を進め、
最後に全部やり直しになる方がお互いに困ります。
質問することは、
「能力がない」
ということではありません。
むしろ、
認識のズレを防ぐための大切なコミュニケーション
です。
6.返信・報告を早くする
仕事では、
レスポンスの速さ
も信頼につながります。
例えば上司から、
「○○の件、確認しておいて」
と言われたとします。
すぐに答えが分からなくても、
「承知しました。確認して15時までに報告します」
と返すことはできます。
メールでも同じです。
すぐに詳しい回答ができない場合でも、
「確認のうえ明日までに回答します」
と伝えるだけで、
相手は安心できます。
転職後、新しい職場で信頼関係を作るうえでも、
返事・報告・連絡の速さ
は意識しておきたいポイントです。
7.相手の立場を考えて話す
コミュニケーションで最も重要なのは、
自分が何を言いたいかではなく、相手が何を知りたいか
を考えることです。
例えば面接官が、
「転職理由を教えてください」
と質問したとき、
単に会社への不満を聞きたいわけではありません。
面接官は、
- 同じ理由ですぐ辞めないか
- 次の会社で何を実現したいのか
- 転職理由と志望動機に一貫性があるか
などを確認しています。
質問の背景を考えて回答すると、伝わり方が大きく変わります。
これは仕事でも同じです。
「この人は何を知りたいんだろう?」
と一度考えてから話す習慣をつけてみましょう。
面接では「話が上手い人」になる必要はない
転職活動で多くの人が不安に感じるのが面接です。
「緊張して言葉が出なかったらどうしよう」
「うまく説明できる自信がない」
と思うかもしれません。
しかし面接官も、
プロのアナウンサーのような話し方
を求めているわけではありません。
それよりも、
- 質問をきちんと聞く
- 質問に対して答える
- 自分の経験を具体的に話す
- 相手の目を見て話す
- 分からないことは無理に答えない
といった基本的な部分が大切です。
実際、転職面接ではコミュニケーション能力だけでなく、誠実さや「一緒に働けそうか」といった点も見られます。
面接自体に不安を感じている人は、
「転職面接対策完全ガイド|20代30代が必ず準備すべき質問と回答例」
もあわせて読んでみてください。
よく聞かれる質問を事前に準備しておくだけでも、面接での緊張はかなり減らせます。
新しい職場で好かれる人に共通すること
転職後、
「早く職場に馴染まなきゃ」
と焦る人もいます。
しかし、無理に人気者になる必要はありません。
新しい職場で信頼される人には、意外とシンプルな共通点があります。
挨拶する
朝、
「おはようございます」
帰るとき、
「お先に失礼します」
まずはこれだけでも十分です。
教えてもらったらお礼を言う
「ありがとうございます」
「助かりました」
と言える人は、周囲からもサポートされやすくなります。
アドバイスされたことを一度やってみる
新しい会社では、以前の会社と仕事の進め方が違うことがあります。
そこで、
「前の会社ではこうやっていました」
と否定するのではなく、
まずはその会社のやり方を試してみましょう。
ミスしたときに言い訳しない
失敗したときこそ、
「申し訳ありません。次から○○するようにします」
と素直に対応する。
こうした態度の積み重ねが信頼につながります。
コミュニケーションが苦手でも向いている仕事はある
「どうしても人と話すのが苦手」
という人もいるでしょう。
だからといって、
仕事ができないわけではありません。
例えば、
- ITエンジニア
- プログラマー
- Web制作
- 経理
- データ入力
- 品質管理
- 製造
- 設計
など、会話量が比較的少ない仕事もあります。
ただし、どんな仕事でも、
「まったく人と話さなくていい」
というケースはほとんどありません。
そのため、
最低限の「聞く・質問する・報告する」力
は身につけておくと、仕事の選択肢が広がります。
コミュニケーション能力は転職で使える立派なスキル
転職活動では、
資格や専門スキルばかりに目が行きがちです。
しかし、
- お客様との関係を築く
- 他部署と調整する
- 後輩に仕事を教える
- 上司へ報告する
- トラブル時に対応する
といった経験も立派なスキルです。
例えば、
「営業を5年間経験しました」
だけでなく、
「顧客の要望をヒアリングし、社内の製造部門と納期や仕様を調整してきました」
と説明すれば、
顧客折衝力+調整力+コミュニケーション能力
として伝えることができます。
自分では普通だと思っている経験の中に、転職で評価される強みが隠れていることもあります。
今日からできるコミュニケーション練習
一気にコミュニケーション上手になる必要はありません。
まずは仕事で、
①名前を呼ぶ
「○○さん、ありがとうございます」
②一つ質問する
「それって具体的にはどういうことですか?」
③最後まで聞く
途中で自分の話を始めない。
④結論から話す
「結論から言うと○○です」
⑤レスポンスする
「承知しました。確認します」
この5つだけ意識してみてください。
1日ですべてやる必要もありません。
今日は、
「相手の話を最後まで聞く」
だけでもいいでしょう。
小さな行動を繰り返すことで、コミュニケーション力は少しずつ変わっていきます。
まとめ|転職で必要なのは「話し上手」ではなく「相手と仕事を進められる力」
「コミュニケーションが苦手だから転職できない」
と諦める必要はありません。
転職で求められるコミュニケーション能力は、
面白い話をしたり、誰とでもすぐ仲良くなったりする能力ではありません。
大切なのは、
- 相手の話を聞く
- 質問する
- 結論から伝える
- 名前を呼ぶ
- 早めに返事・報告する
- 相手の立場を考える
- 感謝を伝える
といった基本的な行動です。
そしてこれらは、
生まれつきの性格ではなく、後から身につけられるスキルです。
口下手でも大丈夫です。
無理に明るい人になる必要もありません。
まずは、
「相手の話をきちんと聞く」
ところから始めてみてください。
転職活動でも新しい職場でも、その小さな変化があなたの強みになっていきます。
(参考)
BUDDICAの中野クン 人に好かれる技術:僕が実践している、周りと差をつける3つのテクニック
心理カウンセラー・ラッキー なぜか好かれちゃう人の共通点|しあわせ心理学
心理カウンセラー・ラッキー 【口下手でもできる!】人に好かれる雑談力
心理カウンセラー・ラッキー 最高のコミュニケーション術!人に好かれる5つの基本原則|しあわせ心理学