はじめに
「転職したいけど、何から始めればいいの?」
「転職サイトに登録すればいい?それとも履歴書を作るのが先?」
「応募してから内定まで、どのくらいかかるんだろう?」
初めて転職する人にとって、転職活動は分からないことだらけです。
でも、最初からすべて完璧に準備する必要はありません。
まずは転職活動の全体像を知って、順番に進めていけばOKです。
この記事では、20代・30代で初めて転職する人に向けて、
- 転職活動は何から始めればいいのか
- 応募から内定までの流れ
- 転職活動にかかる期間
- 在職中に転職活動するときのポイント
- 転職エージェントを利用するタイミング
をわかりやすく解説します。
「転職したいけど、何をすればいいのか分からない」という人は、まずこの記事を見ながら一つずつ進めてみてください。
転職活動は何から始める?
結論からいうと、転職活動はいきなり求人へ応募するのではなく、「転職する目的」を整理することから始めるのがおすすめです。
転職活動の基本的な流れは次の7ステップです。
- 転職したい理由を整理する
- 自分の経験・スキルを棚卸しする
- 転職サイト・転職エージェントに登録する
- 履歴書・職務経歴書を作る
- 求人を探して応募する
- 書類選考・面接を受ける
- 内定・条件確認を行う
この順番を頭に入れておくだけでも、「次に何をすればいい?」と迷いにくくなります。
STEP1|転職したい理由を整理する
最初に考えてほしいのが、
「なぜ転職したいのか?」
ということです。
たとえば、
- 給料を上げたい
- 残業を減らしたい
- 人間関係を変えたい
- 将来性のある仕事に就きたい
- 未経験の仕事に挑戦したい
- 今の会社では成長できないと感じる
など、人によって転職理由は違います。
ここで重要なのは、「今の会社が嫌だから」で終わらせないこと。
「今の会社の何が嫌なのか」
↓
「次の会社ではどうしたいのか」
まで考えてみましょう。
たとえば、
「給料が安い」
↓
「年収450万円以上を目指したい」
「残業が多い」
↓
「月20時間以内の会社で働きたい」
というように、転職先に求める条件へ変換します。
これがあなたの**「転職の軸」**になります。
まだ転職するか迷っている人は、関連記事「転職するか迷っている人へ|後悔しない判断基準」も参考にしてください。
STEP2|自分の経験・スキルを棚卸しする
次に、自分がこれまでやってきた仕事を書き出してみましょう。
難しく考える必要はありません。
- どんな仕事をしてきたか
- 何年経験したか
- どんな成果を出したか
- 得意な仕事は何か
- 周囲から評価されたことは何か
などを書き出します。
たとえば営業職なら、
「法人営業を3年間経験」
だけではなく、
「既存顧客30社を担当しながら新規営業も経験」
「売上目標を○%達成」
「見積作成・納期調整・クレーム対応まで担当」
など、具体的にすると自分の強みが見えてきます。
この作業は、そのまま職務経歴書や面接対策にも使えます。
STEP3|転職サイト・転職エージェントに登録する
転職の方向性がなんとなく見えてきたら、実際に求人を見てみましょう。
ここでおすすめなのが、
転職サイト+転職エージェントを併用する方法です。
転職サイトでは、自分で求人を検索できます。
一方、転職エージェントでは、
- キャリア相談
- 求人紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策
- 面接日程の調整
- 条件交渉
などのサポートを受けられます。
特に初めて転職する人は、
「自分だけで全部やろうとしない」
ことも大切です。
転職エージェントに登録したからといって、必ず転職しなければならないわけではありません。
まず求人を見て、
「自分の経験ならどんな会社に転職できるのか」
「今より年収を上げられそうか」
を確認するだけでも転職活動は一歩前進します。
まずは自分に合う求人があるか確認してみる
STEP4|履歴書・職務経歴書を作る
応募したい求人が見えてきたら、履歴書と職務経歴書を準備します。
特に重要なのが職務経歴書です。
職務経歴書では、
- 職務要約
- これまでの仕事内容
- 実績・成果
- 活かせるスキル
- 自己PR
などをまとめます。
最初から完璧な書類を作ろうとすると、なかなか転職活動が進みません。
まず一度作ってみて、転職エージェントなどに添削してもらいながら改善していく方法がおすすめです。
STEP5|求人を探して応募する
書類ができたら、実際に求人へ応募します。
ここでよくある失敗が、
「絶対に入りたい会社だけ応募する」
ことです。
転職活動では書類選考で不採用になることも珍しくありません。
そのため、求人を
「第一志望」
「興味がある」
「条件次第では検討」
などに分け、複数社を並行して進めると効率的です。
実際に求人を見ることで、
「自分が重視している条件」
もだんだん明確になってきます。
STEP6|書類選考・面接を受ける
応募後は一般的に、
書類選考 → 一次面接 → 二次・最終面接 → 内定
という流れになります。
ただし、企業によって面接回数は異なります。
面接でよく聞かれるのは、
- 自己紹介
- 転職理由
- 志望動機
- これまでの仕事内容
- 自分の強み・弱み
- 入社後にやりたいこと
などです。
特に、
「なぜ今の会社を辞めたいのか」
と
「なぜこの会社に入りたいのか」
には一貫性を持たせることが大切です。
転職理由が、
「もっと○○の経験を積みたい」
であれば、
志望動機も、
「御社なら○○の経験を活かしながら△△に挑戦できる」
とつなげると説得力が高まります。
STEP7|内定・条件確認をする
最終面接を通過すると内定です。
ただし、
内定=すぐ入社を決める
ではありません。
必ず、
- 給与
- 賞与
- 勤務地
- 勤務時間
- 休日
- 残業
- 配属部署
- 仕事内容
- 入社日
などの条件を確認しましょう。
「面接で聞いていた話と違う」ということがないように、労働条件通知書なども確認してから内定承諾をすることが重要です。
在職中なら、内定承諾後に現在の会社へ退職の意思を伝え、引き継ぎを進めます。
転職活動はどのくらいかかる?
転職活動にかかる期間には個人差がありますが、2〜3カ月程度を一つの目安として考えておくとよいでしょう。
イメージとしては、
1〜2週間目
→ 自己分析・求人探し・書類作成
3〜6週間目
→ 応募・書類選考・面接
7〜10週間目
→ 最終面接・内定
その後
→ 退職交渉・引き継ぎ・入社
という流れです。
もちろん1カ月程度で決まる人もいれば、半年以上かけてじっくり探す人もいます。
大切なのは、
「早く転職すること」ではなく「納得できる会社を選ぶこと」
です。
在職中でも転職活動していい?
もちろん問題ありません。
むしろ、特別な事情がなければ在職中に転職活動を始める方法がおすすめです。
仕事を辞めてから転職活動をすると、
「早く次を決めなければ」
という焦りが出る可能性があります。
在職中なら、
「いい会社が見つかったら転職する」
という選択ができます。
転職活動を始めたからといって、必ず会社を辞める必要はありません。
求人を見たり、転職エージェントに相談したりして、
「今の会社に残る」
という結論になってもいいのです。
転職するか迷っていても転職エージェントに登録していい?
問題ありません。
むしろ、
「自分の市場価値が分からない」
「どんな求人に応募できるのか分からない」
という段階だからこそ、転職エージェントを利用するメリットがあります。
実際の求人を見ることで、
「今の会社は意外と条件がいい」
と気づくこともあれば、
「同じ経験でも年収が上がる会社がある」
と分かることもあります。
転職するかどうかを決めてから情報収集するのではなく、
情報収集してから転職するか決める
という順番でも大丈夫です。
転職活動でやってはいけないこと
初めて転職するときに特に注意したいのが、
- 何も調べず会社を辞める
- 年収だけで転職先を決める
- 1社だけ応募する
- 転職理由を曖昧なまま応募する
- 内定が出た瞬間に承諾する
といった行動です。
転職は人生を大きく変える可能性があります。
だからこそ、
「辞めること」を目的にするのではなく、「今より納得できる働き方を見つけること」を目的にしましょう。
まとめ|転職活動は「情報収集」から始めればOK
転職活動は難しく考える必要はありません。
まずは、
- 転職理由を整理する
- 経験・スキルを棚卸しする
- 転職サイト・転職エージェントに登録する
- 履歴書・職務経歴書を作る
- 求人へ応募する
- 面接を受ける
- 内定後に条件を確認する
という順番で進めていけばOKです。
そして、最初から
「絶対に転職する」
と決める必要もありません。
「どんな求人があるんだろう?」
という軽い情報収集から始めても大丈夫です。
求人を見たり、キャリアアドバイザーに相談したりすることで、自分の市場価値や転職の選択肢が見えてきます。
転職するかどうかは、その後に決めればいいのです。
迷っている今こそ、まずは小さく転職活動を始めてみましょう。
転職エージェントおすすめ比較|20代30代が失敗しない選び方と目的別ランキング
もし今の苦しさが「努力不足」ではなく、職場との相性や環境の問題だった場合、無理に耐え続ける必要はありません。
実際に、環境を変えたことで「自分はダメな人間じゃなかった」と気づく人も多いです。
今の働き方に限界を感じている人は、20代30代向けの転職エージェント比較も参考にしてみてください。