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転職理由って何?面接官が転職理由を聞く目的3選と、どうやって伝えたらいいかポイント3選を徹底解説!

転職理由とは今の会社を辞めようと思った理由ですが、志望動機との一貫性を持たせることが重要です。

志望動機とはなぜ転職先の企業に入りたいと思ったのかという理由で、「それならウチの会社で働くのが一番だよね」と面接官に思ってもらうことが転職理由と志望動機を伝える目的となります。

この記事では退職を決める理由、面接官が転職理由を聞く目的3選をお伝えし、その後転職理由のポイント3選をお伝えしていきます。

退職を決める理由は、やっぱり給与や労働条件?なぜ前の会社を辞めたのか?の退職理由TOP5

リクルートワークス研究所「ワーキングパーソン調査2014」によると、

1位 労働条件(勤務地・労働時間など)への不満 29%
2位 賃金への不満 28.7%
3位 仕事内容への不満 27.9%
4位 人間関係への不満 26.6%
5位 会社の将来性・安定性への不満 22.7%

転職はキャリアアップと言いますが、実際には今の職場環境のマイナスを解消したいという思いが見え隠れするようです。

これらは本音の話ですが、本音を直接ぶつけるのではなく、面接官へどのように伝えていくべきか?をお伝えします。

転職理由を聞く目的1:同じ理由で辞められないかを確認するため

応募者が入社後に同じ理由で転職しないかどうかを判断するために面接官は転職理由を聞いています。

例えば人間関係が原因で退職した場合、周りと合わなくて辞めてしまう可能性は十分に考えられます。

転職理由を聞く目的2:入社後のミスマッチを起こさないため

面接官は応募者の転職目的や希望が、自社で実現できるかどうか確認したいと考えています。

なぜなら応募者の希望が叶えられない職場だと早期離職につながる可能性が高くなってしまうからです。

転職理由を聞く目的3:将来的に活躍できる人材かどうかを見極めるため

長く働いてくれそうな人材かという要素は採用するうえで重要なポイントです。

今後自社でどのように活躍していきたいのか、転職理由を聞くことで長く働いてくれそうかを判断しています。

続いて転職理由を伝えるポイントを3つお伝えします。

転職理由のポイント1:転職理由=退職理由2割+転職によって実現したいこと8割で伝える

転職先で実現したいことを転職理由に付け加えて伝えるとポジティブな印象を持たれやすいです。

例えば、法人営業の会社へ転職したいと考えているとして「なぜ転職しようと考えたのですか?」と聞かれた場合、

・法人営業にチャレンジしたかったから

・今まで4年間、家電量販店で個人向けの販売営業をしてきた

・現状、やりがいを持って働けているが、もっと販売する力を付けたいと思い「法人のお客様」への営業に挑戦したい

純粋な転職理由(今の会社を辞めようと思った理由)というのはネガティブな理由になりがちですので、転職後のビジョンを示すことでポジティブな印象につながりやすくなります。

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転職理由のポイント2:前職への不満や否定をしない

自分が今まで取り組んできた仕事に対して不満や否定をしてしまうと面接官にどう聞こえるでしょうか?

「自社に入社してもすぐに辞めてしまうのではないか」

「自分のことしか考えられない人なのではないか」

のようにマイナスに写ってしまうことでしょう。

そうならないように、改善しようと取り組んだことや試行錯誤してきたことを伝えましょう。

例えば、新規営業のテレアポがキツくて転職したいと考えている場合の伝え方ですが、ストレートに伝えてしまうとマイナスに伝わってしまいます。

そこで、

1.新しい顧客とコミュニケーションすることは楽しかった

2.しかし、一人一人に深く向き合う時間は多くなくてそれが悩みだった

3.自分は一人一人に深く向き合い課題を解決できる営業担当でありたい

4.だから、今回退職を決意した

上記のように、自分が目指したい方向と今の業務が合わなくなってしまったというストーリーで話すとプラスに伝わるのではないでしょうか。

転職理由のポイント3:ネガティブな内容はポジティブな内容に変換する

表面的な理由本当の理由
上司・同僚が気に入らない周囲と協調しながら大きな目標に取り組みたい
仕事が忙しすぎるスキルアップの学びができる環境で働きたい
給料が安すぎる自分の能力を正当に評価されたい
仕事がつまらない自分の希望に合った活躍の場を求めたい
表面的な不平不満の中には本当の転職理由に気づいていない可能性があります。

本当は自分の仕事ぶりを正当に評価してもらいたいという思いがありながら、表面的な給料が安いという理由に逃げてしまっているだけ、ということもあるかもしれません。

面接官に伝えるときはポジティブに伝えた方がいいですが、その過程で自分が転職先に求めていること、自分の本当の転職理由は何だろうと自問自答してみるのもいいと思います。

終わりに

この記事では面接官が転職理由を聞く理由3選と、転職理由の伝え方のポイント3選をお伝えしました。

あなたの転職活動の助けになれば幸いです。

(参考)

マイナビ転職 面接官に転職理由を聞かれたら?答え方のポイントと注意点

ミイダスマガジン 転職の面接で必ず聞かれる、前職の退職・転職理由。面接官を納得させる回答例24個を紹介

リクナビNEXT 転職理由の考え方と、面接で聞かれたときの回答例

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転職に向いている人、転職してはいけない人 黒田真行 日本経済新聞出版社

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