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ブラック企業の見分け方とは?転職の際に気をつけるべきポイント〇選!

思い返すと私はブラック企業と知らずに転職してしまいました。

結果、4カ月で退職することとなってしまいましたが、もっと早くこれらの見分け方を知っていれば良かったなと反省しています。

この記事では転職での企業選びに役立つ、ブラック企業の見分け方をお伝えします。

求人情報の見分け方

求人情報にこんな言葉が載っていたら要注意です。

◇アットホームな会社

職場の風通しがいい、楽しそうな雰囲気がするなどいいイメージもあるかと思います。

しかし、実際は飲み会の頻度が多かったり、休日に社員同士のイベントが頻繁にあったりと仕事以外にも拘束されることもあるため注意が必要です。

それも含めて仕事だと割り切れる人はいいでしょうが、仕事とプライベートを分けたいと考える方は注意が必要です。

◇やたら情熱的な言葉が並んでいる

夢、希望、情熱、絆、仲間など漫画で見るような言葉が並んでいる企業の求人は要注意です。

逆に言うとアピールできる要素がないから美しい言葉で飾り立てているという見方もできます。

その他、若手が大活躍!なとど写真があったら疑ってみましょう。若手が大活躍→ベテランがいない→若手しかいない、という可能性も考えられます。

全部が全部ブラックというわけではないでしょうが、一方的に信じ込むのは危険ですので注意しましょう。

◇求人情報の掲載期間に注意!

1年以上掲載している求人票は注意してください。年中募集をかけているということは常に人がおらず、辞める人が多いということになります。

私が転職活動をしているときは思いもしませんでしたが、なるほど言われてみればその通りだなと感じます。

◇みなし労働制、年俸制などの言葉には注意!

みなし労働制

みなし労働制とは残業30時間のように月の労働時間の中に残業時間を盛り込んで、基本給にプラスして払う給料形態ですが、ブラック企業の場合この規定があいまいなことがあります。

・残業を何時間織り込んでいるのか

・その残業代がいくらなのか、基本給がいくらなのか

・織り込んだ残業時間を超えた場合の対応はどうなっているのか

返答をあいまいにされる場合はブラック企業かもしれないと疑ってみた方がいいでしょう。

年俸制

年俸制は1年間の給料の総額を月々に分割して支払う給料形態ですが、ブラック企業の場合は残業について明記されていないこともあるようです。入社してからでは遅いので、その前に不明点は人事の人へ確認するようにしましょう。

◇週休2日制という言葉にも注意!

週休二日制と聞くと「週に2日休みがある」と思いがちですが、実はニュアンスが微妙に違います。

週休二日制とは週2日休みのある週が1か月の内1週でもあればいいので、最悪月5日の休みの場合でも週休二日制となってしまいます

週に2日の休みが約束されている表記が完全週休2日制となります。

◇祝日は休みになるの?

祝日が休みかどうかですが、求人情報に記載があるかどうか確認しましょう。

完全週休2日制(土、日)、祝

これは祝日も休みです。

完全週休2日制(土、日、祝)

これは祝日も含めて週の2日が休みなので、祝日は出勤の可能性があります。

完全週休2日制(土、日)

これは祝日の記載がないため祝日は出勤日となります。

わずかな表記の違いですが、祝日が出勤になるかどうかが分かれる部分となりますので参考にしてください。

◇採用基準が低い企業も要注意!

未経験で求人を探す場合に「未経験歓迎」というワードで探す場合がありますが、

それに加えて

・書類選考なし

・誰でもできる簡単な仕事

などの表記があったら一回疑ってみた方がいいです。

簡単に入れる企業ということは誰でもいいから入社させたいという意図があるかもしれません。

もっと言えばブラック企業は奴隷になる人材を求めています。そんな奴隷にならないように注意しましょう。

就職四季報から見抜くブラック企業かどうかのポイント2選

3年後離職率

これは3年前に新卒で入った新入社員がどれくらい辞めてしまったかを知る指標です。

一般的な3年後離職率の平均は30%と言われていますので、それよりも高い数値の場合は注意が必要です。

また、業界によっては離職率の平均が低い場合もありますので、その平均よりも高い企業はブラック企業かも?と疑ってみた方がいいかもしれません。

採用実績

こちらは新入社員をどのくらい採用したかの実績ですが、一般的な企業の採用が5~10%程度なので極端に多い数字の場合は注意が必要です。

新規事業の立ち上げなどで大量に採用する場合は問題ありませんが、通年で採用実績が高い場合は「なんでこんなに採用が多いのだろう?」と考えてみるといいでしょう。

採用が多いということはそれだけ多く辞めていることも考えられます。先ほどの3年後離職率と合わせて

・3年後離職率が30%以上

・採用実績が毎年多い

上記の企業は大量に入社して大量に退職しているブラック企業が疑われます。

おわりに

今回はブラック企業を見分ける求人情報の見方を紹介しました。

あなたの企業選びの参考になればうれしいです。

(参考Youtube)

末永雄大/すべらない転職エージェント 【転職に役立つ】ブラック企業を見極めろ!求人票のヤバい表現4選!

転職のサラタメさん 【完全版】ブラック企業を見抜く方法【専門家監修】

転職のサラタメさん 【決定版】ブラック企業の見分け方3選!①求人情報②就職四季報③面接で見抜きます

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