
はじめに
この記事を読むメリット
この記事をおススメする方
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1年以内の転職は絶対にNG!
あなたの働く理由とは何か?
本質的な回答例
キクスケの場合
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自己分析の方法
適職診断
働き方
理想の仕事の考え方
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企業選びの方法
激務度x収入
倒産しにくい会社
おススメの方法
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面接対策
1.転職理由
2.自己分析
3.将来のビジョン
4.面接は営業
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おわりに
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はじめに
この記事では鈴木康弘著の転職の赤本という本を元に転職理由の考え方から面接の突破方法をお伝えします。
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かなり参考になる部分が多く、すぐにでも実践できる内容でした。
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あなたの転職の助けになればと感じ、記事を書かせていただきます。
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この記事を読むメリット
・転職についての根本的な考え方が分かる
・自分がどんな風に働きたいかが分かる
・面接想定問答の方法が分かる
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この記事をおススメする方
・転職が上手くいかず悩んでいる方
・これから転職しようと考えている方
・自分の働き方を見直したい方
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内容がぎゅっと詰まっていて、さすがタイトル通り赤本となる一冊です。
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興味のある方は以下、お付き合いください。
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1年以内の転職は絶対にNG!
転職の根本的な考え方ですが、短期離職はNGです。
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特に1年以内の転職をすると履歴書に傷がつき、書類選考の通過率が圧倒的に下がるからです。
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面接官から見ると「我慢が出来ない人」「社会人として使い物にならない」という評価をされてしまいます。
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あなたが面接官だったら同じことを思いませんか?
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理想の転職を実現させるために最低1年以上、できれば3年以上は働くことが前提となるので注意しましょう。
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あなたの働く理由とは何か?
ここで「あなたは何のために働きますか?」という問いを考えてみましょう。
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・御社の企業理念に共感したから
・社会貢献のため
・自分が成長したいから
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一見もっともそうに聞こえますが、面接用に並べた耳障りのいい言葉のようにも感じます。
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本当にこれらの言葉があなたの本音なのでしょうか?
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本質的な回答例
・就職しないと気まずい
・お金を稼いで贅沢したい
・人に感謝されたい
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だいぶ本質に迫った理由になったのではないでしょうか。
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ただし、このままだと面接官への印象が良くないため「なぜ今の会社を転職したいか」の記事を参照してうまく作文できるようにしておきましょう。
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キクスケの場合
参考程度ですが、私の働く理由をお伝えします。
生活のため
・家族を養うため
・好きなことをするため
自己実現のため
・周りから評価されたい
・スキルアップしたい
・リーダーシップを発揮したい
会社へ貢献するため
・売上や利益のため
・目標のため
・会社の期待へ答えるため
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手書きでノートへ書き出すと自分の考えが整理されることでしょう。
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ぜひ実践されることをおススメします。
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自己分析の方法
ここからは自己分析の方法についてお伝えします。
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自己分析をすることで自分のやりたいことが分かり、理想の未来を想像することができるようになります。
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著書で紹介されていた自己分析の方法をお伝えします。
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適職診断
自分にはどんな仕事が向いているかを知るための適職診断を受けてみる事をおススメします。
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適性試験ではSPIが有名ですが、SPI(エスピーアイ)とは、リクルートマネジメントソリューションズが開発した適性検査で、「Synthetic Personality Inventory」の略です。企業が採用選考の際に、応募者の能力や人柄を把握するために実施します。
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その他、R-CAPは(株)リクルートマネジメントソリューションズの登録商標で、とういうスタイルの働き方がいいのか谷どんな上司が合っているかなどを調べる適職診断プログラムとなります。
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私も自分の適職を改めて知りたく受験しました。
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もし自分のやりたいことが分からないという方はこういった診断テストで客観的に自分を見てみるのもおススメです。
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働き方
あなたの求める働き方は次のどちらでしょうか。
A.徹底的に支出を抑えて仕事しない
B.仕事を頑張って成功する
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Aは修行僧や趣味に生きる自由人などの生き方で、Bは好きなことを仕事にする起業家やサラリーマンなどを差します。
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欲を捨てて自給自足する生活も一つの生き方なら、自分の好きなことでたくさん稼いでたくさん遊ぶのも一つの生き方です。
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私はもちろんBの生き方をしたいと思い、努力しているところです。
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理想の仕事の考え方
私キクスケを例に考えてみたいと思います。
なりたい自分をイメージする
1.理想の未来を想像する
(1)全員をまとめて一つの方向へ導くことと
(2)安定的に利益の上がる会社を作る
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2.理想の未来を実現するために必要な条件・スキルを書き出す
(1)全員をまとめて一つの方向へ導くことと
・全員から話を引き出すヒヤリング力
・会社の目標とみんなの考えを一致させるファシリテーション力
・一人一人が意識を高く持てるように働きかけるコミュニケーション力
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(2)安定的に利益の上がる会社を作る
・営業として大きい案件の仕事を取ってくる
・工場と連携して製品のQCDを担保する
・お客様から信頼を得る
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(3)必要な条件・スキルの見につく具体的な仕事を挙げる
・工場のメンバーとのコミュニケーション、意見交換
・工場の話を理解するために製品知識を身に付け、お客様へ自信を持って説明する
・お客様の要望と工場で出来る事を調整し、品質のいい製品をリーズナブルなコストで納期を守って提供する
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このような形で、理想の未来を想像してその実現のためにどんなスキルを身に付けるかを考えてみましょう。
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また、それをいつまでにやるか、誰がやるか、どのようにやるかなど5W2Hを意識して実行計画を立てると実現が近づくことでしょう。
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企業選びの方法
ここからは転職先の企業を選ぶ方法についてお伝えします。
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年収が上がるかどうかはスキルx業界の成長性で決まると思っていますので、自分のスキルを伸ばしながら成長産業に身を置けるかどうかで収入が変わってくるでしょう。
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稼げる職場や倒産しにくい職場に身を置くことで安定した生活を送れるため、参考にしてみてください。
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激務度x収入
1.楽x高給与
・新規参入が難しい
・利益率が高い
・高い専門性が必要
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強固な既得権益や収入基盤をすでに持ち、それらを守っているだけで利益が転がり込んでくる業界で、政府との結びつきが強く、法律で権益が守られていることもあります。
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(職種例)
・たばこ業界
・不動産デベロッパー
・航空、海運
・総合商社
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2.楽x低給与
仕事は楽、給料は安いという仕事で、「年功序列」「倒産しにくく安定」が特徴の業界です。
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(職種例)
・元国営インフラ企業
・公務員
・食品メーカー
・介護士、保育士
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3.激務x高給与
仕事はキツイが高給与という仕事で、
・新規参入が容易
・学歴不問、実力勝負
・業績が良ければ高給与、悪ければクビ
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常に激しい競争にさらされるが、一発逆転が起こりやすくスキルも身に付けられるという点が特徴。
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(職種例)
・外資系金融、外資系コンサル
・広告、TV
・不動産販売
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激務x低給与の仕事は紹介しても役に立たないので割愛します(笑)
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倒産しにくい会社
1.営業利益率が高い会社
トヨタ自動車の2025年3月期の連結決算の業績予想は、売上高が47兆円、営業利益が4兆7000億円、利益率10%
制御機器大手のキーエンスの2024年4~12月期の連結決算は、売上高が7751億円、純利益が2917億円、利益率37.6%
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売上高のみを見ればトヨタ自動車の方がはるかに多いですが、利益率を見ると3倍以上もキーエンスの方が上回っており、倒産しにくい会社と言えます。
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2.新規参入が少ない業界
例えば、しょうゆ業界のキッコーマンの場合、強豪となるベンチャー企業が現れる可能性は低いと見られています。
(1)ビジネスを始めるのに大資本、長期間かかる
(2)海外に競合相手がおらず日本市場を独占できる
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上記理由によりますが、こういった企業は売上や利益が急激に落ちるとは考えにくく倒産しにくい会社と言えます。
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3.創業30年以上、創業社長の代替わりに成功した会社
・2022年度の普通法人の数は292万2,972社で、赤字法人率は64.8%
・企業の存続率は、設立して3年で65%、10年で6.3%、20年で0.39%、30年経つと0.025%といわれています。
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創業からわずか10年の間に9割近くの会社が廃業すると言われています。
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逆に言えば、創業者から代替わりして30年以上続いている会社は今後も倒産しない可能性が高いと言えそうです。
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戦国時代を振り返ってみると、武田氏、織田氏、豊臣氏など後継者の引継ぎに失敗した家は10年以内に滅亡しています。
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逆に徳川家、毛利家など代替わりに成功した家は後世まで存続していますので、会社選びにおいても代替わりを一つのポイントと考えるのも一つです。
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おススメの方法
楽x高給与の業界が一番良さそうに感じますが、仮に会社が倒産してしまった場合は潰しが利かずに再就職が難しそうなのがネックです。
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その点、激務x高給与の仕事の方が仕事が楽な企業にも再就職しやすいのでオススメです。
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その代わり激務なので覚悟してください(笑)
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面接対策
ここからは面接対策についてお伝えします。転職の書類選考と面接を突破する方法とは?の記事でも面接対策について紹介していますので、こちらも参照ください。
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1.転職理由
(1)志望理由
・なぜその業界を志望するのか?
・その中でなぜその会社を志望するのか?
を具体的、必然的な理由を付けて説明できるようにしましょう。
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(2)自己分析
・自己PR
・自分の長所
・自分の短所
・短所を克服するための努力
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これらをまとめておき、聞かれたらすぐに回答できるようにしましょう。
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(3)将来のビジョン
・入社初年度、3年目、10年目、20年目に成し遂げたい事
・挑戦したい仕事とは
・克服したい弱点とは
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10年以上先の話は独立や結婚など、会社にいない想定もあって構わないと思います。
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(4)面接は営業
面接とは採用するかどうかを判断するために行いますが、言い換えると自分という製品を買ってもらうための営業の場です。
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もちろん、求職者の方が志望先の会社方針に合わず辞退することもあるでしょう。その意味ではお互いを気に入るかどうかのお見合いの要素もあります。
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そこで、企業側からの質問が終わったら求職者側から企業へ質問してもいいと思います。
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お互いの意見を交換し、共感することで親密度が高まることもあるでしょう。
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そこで、「どんな人材を求められているのですか?」と相手企業の抱えている課題を抽出しましょう。
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その課題に対して自分という人材がハマれば採用決定です。
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おわりに
この記事では鈴木康弘著の転職の赤本という本を元に転職理由の考え方から面接の突破方法をお伝えしました。
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あなたの成功を願い、この記事を終えたいと思います。
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(参考)鈴木康弘著 転職の赤本