職務経歴書を作成する上で重要なポイント
◇1.一目で頭に入ってくる文章構成になっているか?
自分が採用者だとしてどういう職務経歴書だったら読みやすいかを考えてみましょう。
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◇2.応募する企業が求める人物像になっているか?
企業ホームページを読み込んで「この会社はどんな人を欲しがっているのか?」を明確にイメージする必要があります。
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◇3.入社して何がしたいのか、何ができるのかが明確になっているか?
企業にとっては「この人はどういう分野で貢献してくれるのか?」という部分を見ています。
上記について、職務経歴書の作成の仕方をお伝えしていきます。
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職務経歴書の書式について
職務経歴書の書式は基本的にフリーですが、
・編年体形式
・逆編年体形式
・キャリア形式
大きく分けると3つの書式があり、特にこの中でも逆編年体形式が好んで使われています。
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逆編年体形式とはキャリアの新しい方から順番に書く書式で
・職務の習熟度を伝えやすい
・直近の職務の実績をアピールしやすい
などのメリットがあります。
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職務経歴書の項目とは?
1.タイトル
職務経歴書とフォントを大きく中央ぞろえに入力しましょう。
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2.経歴要約
応募企業で活かせる内容を要約できると採用担当者の興味を示しやすくなります。
文字数は250字程度がいいようです。
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3.職務経歴
実績を記載するときは数字を記載する、平均値や自分の位置を示すといいでしょう。
(例)同期30人のうち、営業成績前年比120%を達成できたのはわずか3人で、自分もその一人でした。
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4.活かせる経験や知識
PCスキルや仕事の経験など、応募する企業の求めるスキルを伝えられるといいでしょう。
(例)Webマーケターの仕事に応募する場合で営業のスキルしかない場合、対人スキルが優れていると伝えるよりも見込み顧客のマーケティングを行い、顧客をセグメント別にリスト化してターゲットを絞って新規契約につなげたというようにマーケティング用語を使った切り口で自分の実績をアピールする
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5.資格・免許
基本的には履歴書と同じ内容で問題ありません。自動車免許を持っている場合は記載漏れのないようにしましょう。
資格や免許がない場合は「特になし」と記入してください。
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6.自己PR
あなたの強みを簡潔に記入しましょう。採用担当者へのアピールポイントとなります。
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7.志望動機
なぜその企業を選んだのかが分かるように企業へ伝えましょう。
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自己PRや志望動機はこちらの記事でも詳しく紹介していますので参考にどうぞ。
ここまで、職務経歴書の書式、書き方についてお伝えしました。次からはポイントについてお伝えします。
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◇1.一目で頭に入ってくる文章構成になっているか?
・改行は適切にされているか
・大項目などは文字サイズ大きめor太字になっているか
・自分のアピールポイントを有効に見出し化できているか
上記がポイントとなります。
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例えば、自己PRの書き方として「私は営業をしていて、高い売り上げ実績を残してきました」と書いたのでは「何と比較して高いのか?どれくらい高いのか?」が不明確で分かりづらいアピールとなってしまいます。
そこで、
・会社の売り上げ目標に対して+10%の売上を達成
・営業メンバー30人の中で3人しか達成できず
・私は5年連続で達成できました
上記のように数値を具体的に書くことで「これはスゴイ!」と思ってもらえることでしょう。
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◇2.応募する企業が求める人物像になっているか?
求人情報をホームページや口コミサイトなどでしっかりと読み込んだ上で
・どのくらいの年齢層なのか?
・求める経験やスキルは何か?
・どんな人間性の人を求めているか?
などこの会社が欲しがっている人物像を明確にイメージできるようにしましょう。その中で自分がその人物像にどれだけ近いかを職務経歴書の中で存分にアピールしてください。
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◇3.入社して何がしたいのか、何ができるのかが明確になっているか?
・なぜその企業に応募したのかが明確であるか
・その企業でやりたいことをアピールできているか
・企業に対してどのような貢献ができるか
上記のような観点を踏まえた上で、自分の経験やエピソードを書き出して応募先の企業でのキャリアデザインを描いてみるといいでしょう。あなたの転職の成功を願っています。
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(参考Youtube)
転職のサラタメさん 【書類作成の極意】履歴書・職務経歴書の書き方 超重要ポイントを徹底解説します。
マイナビ転職【公式】 【完全版】職務経歴書の書き方【キャリアアドバイザーが教える!】