億万長者の挑戦

億万長者の覆面チャレンジ!100ドルを100万ドルにする男の激闘 ~「Underdog BBQ」開業への道~4/8

億万長者の覆面チャレンジ!100ドルを100万ドルにする男の激闘 ~「Underdog BBQ」開業への道~

ディスカバリーチャンネルで放送中の「億万長者の挑戦 覆面ビリオネア」。誰もが憧れる「アメリカンドリーム」は、今も本当に実現可能なのか?それを証明するため、ある億万長者が身分を隠し、たった100ドルから90日間で100万ドルを目指すという驚きのチャレンジに挑んでいます。

今回は、その挑戦の真っ只中、特にビジネスの立ち上げに焦点を当てたエピソード4「酒造、交渉決裂、Noからビジネスは始まる」の内容をご紹介します。まさに「逆境」と「交渉」の連続!彼はどのようにして難題を乗り越えようとするのでしょうか?


第32日:カビだらけの夢と消える開業資金

挑戦開始から32日目。覆面ビリオネア、グレン・カーンズが100万ドルビジネスとして選んだのは、なんとバーベキューレストラン**「Underdog BBQ(アンダードッグ・バーベキュー)」**の開業です。しかし、その道のりは早々に暗礁に乗り上げます。

開業資金を得るために購入した転売用の家。簡単なリフォームで済むはずが、カーペットを剥がしてみるとそこには大量の黒カビが!専門家に見てもらうと、除去費用に3,000ドル、さらに床の張り替えも必要となり、当初の予定をはるかに上回る費用と時間がかかることが判明します。この家を4万5000ドルで購入し、1万ドルの修理費で8万5000~9万ドルで転売し、約6万ドルの開業資金を得るはずだったグレン。このカビ問題で、転売までの15日間の猶予がほぼ消滅し、いきなり崖っぷちに立たされます。

「アメリカンドリームの実現に挫折は付き物。大事なのはそこからどう立て直すかだ」と語るグレン。しかし、内心は相当焦っている様子。「とにかく突き進むしかない」と、カビ対策を進めつつ、レストラン開業の足がかりを掴むため、次の手を打ち始めます。


第33日:起死回生の一手!バーベキューフェスティバルへの参加

グレンが次に目をつけたのは、地元で開催される大規模なバーベキューフェスティバルです。中小企業の支援組織から情報を得たこのイベントは、全米から自慢のバーベキュー店が集結し、5万人もの来場者が見込まれる超ビッグイベント。ここで優勝すれば、店の全国展開に向けた大きな箔がつくことは間違いありません。

しかし、フェスティバルへの参加費は3200ドル。ただでさえカビ問題で資金がひっ迫している状況に、さらなる出費がのしかかります。しかも、イベント開催は76日目。それまでに家を売却し、レストランをオープンさせる必要があります。この時点で、グレンの挑戦は「転売用物件の売却」と「バーベキューフェスティバルでの成功」という二つの大きなミッションを抱えることになりました。


第35日:ビールの壁!ブルワリーとの交渉決裂

フェスティバルでの成功を見据え、グレンはレストランで提供するオリジナルビールの開発も進めようとします。地元のブルワリーと提携し、**「Underdog Beer(アンダードッグ・ビール)」**というブランドを立ち上げ、全国展開も視野に入れた壮大な構想をクリスティアーニ醸造所のオーナーに売り込みます。

しかし、グレンの前のめりなプレゼンは空回り。「全国展開」や「レストラン共同組合」といった壮大すぎるビジョンに、相手は困惑気味。「もっと集中した方がいい」「まずは店で出すビールの話に集中すべきだ」と、交渉はまさかの決裂

グレンは反省します。「色んな構想が総花的だった。まずは、業界に参入してビールを仕入れるという第一段階の話からするべきだった」。仕切り直しを誓い、地元のブルワリーとの協力関係は不可欠だと再認識します。


第36日:最強チームの結成! Underdog BBQ、始動!

一方、バーベキューフェスティバルで優勝できる人材として、**ピットマスター(バーベキュー料理人)**探しも進めます。経験豊富なキャリー、料理人としての経験はないものの情熱溢れるクリスティーン、知識が豊富で新しい挑戦を恐れないマイク、そしてバーベキューへの情熱は人一倍のフェスコンクリート。

彼らが一堂に会したオフィスで、グレンはこう語ります。「有望な人材を見つけたら、チームにその居場所がなければ作ればいいんだ」。チームメンバーにブランドロゴのデザインを依頼し、共にアメリカンドリームを掴むべく、**「Underdog BBQ」**のチームが本格的に始動します。


第37日:試練のテイスティングと迫りくるタイムリミット

借りたレストランで、ピットマスター候補たちによるテイスティングが開催されます。クリスティーンの「スモークチーズケーキ」は驚きと絶賛の嵐。マイクの肉は惜しくも改良が必要と判断されるものの、グレンは彼らのポテンシャルを高く評価します。特にクリスティーンには、「一流になれる逸材」と大きな期待を寄せ、チームの一員になってほしいと熱心に誘います。

その間も、転売用の家はカビ問題で作業が滞り、スケジュールはどんどん遅れていきます。改装業者からの返信も芳しくなく、焦りは募るばかり。このままでは、家の売却が間に合わず、レストラン開業資金が手に入らない可能性が出てきます。


第38日:悪戦苦闘のオリジナルビール開発

自作のビールが完成したグレン。しかし、その味は「まずかった」。これでは大量生産できないと、新たな壁にぶつかります。そして、転売用の家では、9日間で解体から壁の塗装、床の張り替え、キッチンのリフォームまで、わずかな予算でやり遂げなければならないという、まさに綱渡りの状況が続きます。

チームメンバーはまさにスーパーヒーロー。「彼らがいなかったらおしまいだ」とグレンが語るように、彼らの献身的な働きがなければ、このプロジェクトは頓挫していたでしょう。


第40日:崖っぷちの資金繰りと新たな交渉

転売用の家の家賃支払い、そしてガソリン代…手持ちの金が飛んでいくように感じ、グレンの焦りは限界に達します。開業店舗を探すにも資金がない状況です。しかし、彼は「なんとかなる」と自分を奮い立たせ、空き店舗の不動産業者にコンタクトを取ります。

ターゲットは「ジキル・アンド・ハイド」という居抜き物件。オーナーが売却も検討しているという好条件の物件です。グレンは、この建物を最終的には買い取りたいという大きな野望を抱きながらも、まずは賃料交渉に臨みます。


第43日:粘りの賃料交渉と迫られる決断

不動産業者と現地を視察し、賃料交渉に臨むグレン。希望賃料4,500ドルに対し、オーナー側は6,000ドルを提示。しかし、グレンは「回転と同時に利益が見込めるようにしたい」と、妥協することなく粘り強く交渉を続けます。

最終的に、交渉は互いの間を取り、まとまりました。これで店舗を借りる道が開けたかに見えましたが、やはり転売用の家を売却しない限り、開業資金は手に入りません。


第45日:再び忍び寄る試練、そして仲間の大切さ

アンダードッグ・バーベキューのオープンに向け、着々と進展が見られる一方で、転売用の家は未だに手つかずのまま。グレンが家に足を踏み入れると、そこはまだ売りに出せる状態ではありませんでした。リフォーム業者との連絡もスムーズにいかず、グレンは自ら指揮を執り、チームと共に作業を進めます。

「急げば急ぐほど失敗する可能性が高くなる」。しかし、タイムリミットは刻一刻と迫っています。疲れと焦りから、グレンはチームにプレッシャーをかけてしまいます。そんな彼を支えるのは、やはりチームの仲間たち。マットは「やり遂げます。十分な人数を確保しますよ」とグレンを励まし、RJは「最高のチームだと考えています」とグレンの労をねぎらいます。

「素晴らしい人たちに支えられてきた」。グレンは心から感謝し、彼らに報いることを誓います。挑戦は順調に進んでいるように見えても、想定外の事態や困難は常に降りかかってくるのです。


アメリカンドリームは、まさに「Underdog」の挑戦!

カビ問題、交渉決裂、資金難、そして時間との戦い…。億万長者の挑戦は、まさに波乱万丈です。しかし、グレン・カーンズは決して諦めません。どんな困難にも真正面から向き合い、チームを信頼し、粘り強く交渉を重ねていきます。

果たして彼は、100ドルから100万ドルという壮大な夢を掴むことができるのでしょうか?そして、「Underdog BBQ」は無事にオープンし、バーベキューフェスティバルで栄冠を勝ち取ることができるのでしょうか?

彼の挑戦は、私たちに「アメリカンドリーム」が、努力と情熱、そして何よりも「折れない心」があれば、どんな逆境からも立ち上がれることを教えてくれています。


プロフィール写真

参考

ディスカバリーチャンネル 億万長者の挑戦 酒造 交渉決裂 Noからビジネスは始まるエピソード4 企業チャレンジ 覆面ビリオネア

-億万長者の挑戦

© 2025 オハナ転職 Powered by AFFINGER5