前提として評価とは他者がするものなので、自己評価がいくら高くても意味がありません。
自分の市場価値を高めるためには周りに仕事ができると思ってもらう必要があります。
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仕事ができるとはどういうこと?
仕事ができるとは、成果から逆算して必要度や重要度が高いことだけに集中できることです。
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会社では限られた時間の中でできるだけ多くの売上と利益を上げるため、必要な部分に人員や予算を集中して成果を出す必要があります。それは個人レベルでも同様で、必要な仕事から取り組むべきです。
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なぜなら、たくさんの時間をかけて丁寧に仕事をしていても、成果が上がらなければ意味がないです。私も必要な部分に集中してという部分がまだまだできていないです。
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今回お伝えする内容をあなたも意識して取り組んでもらえればと思います。私も一緒に頑張ります。
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仕事ができる特徴1.何を期待されているのかを把握する
仕事ができると言ってもどこから手を付けたらいいか分からないと思います。
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そこで、自分は上司からどういう期待をされているか、自分は会社の中で何を求められているのかを把握するようにしましょう。
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それが分からない場合はまず同僚や上司へ聞いてみましょう。
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仕事ができる特徴2.やらないことを決めるのがうまい
仕事はスポーツ同様、ルールや基準が多く存在しますが、その中で成果を出すことが大前提となります。
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将棋の羽生善治先生の「捨てる力」という著書の中で、数十手浮かんだ差し手から直感的に2~3手に絞り、そこから深く読み込んでいくとありました。
将棋とは交互に1手ずつ差していくゲームですが、1手を決めることは残りの手を捨てることとなります。
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ビジネスでは限られた時間と工数の中で最大の成果を狙うため、優先順位をつけていく必要があるため、
個人ベースでもやらないことを決めて行動しましょう。
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仕事ができる特徴3.時間やコストに対する意識が鋭い
例えばお客さんから仕事の依頼を受けたときに
・どのくらいの売上が見込めるか
・その作業はどのくらいの時間や工数がかかるか
などの想定が早い人は成果を出しやすいです。
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仕事を選べない状況だと一つ一つの仕事に真摯に取り組むしかありませんが、
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仕事を選べるのであれば成果の上がりやすい仕事の優先順位をつけて取り組んでいく方がいいでしょう。成果が上がらないと判断した仕事は後回しにするか、お断りしてもいいと思います。
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仕事ができる特徴4.物事の想定ができる
例えば、女優さんを撮影現場まで連れていくのに雨が降りそうだから傘を持ってきてと言われたとします。
そこで出来る人は
・タクシーを手配する
・雨に濡れない地下道などの道を探す
などを考えて提案ができます。
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要するに相手から言われたことの意図を読み取り、先回りして動けることが重要ということです。
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私の場合、よく上司から考え方がずれていると言われるので、この部分を強化したいと思っています。
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仕事ができる特徴5.仮説を持って質問する
前提として質問は相手の時間を奪う行為だということを認識しておきましょう。
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だから質問してはいけないという訳ではなく、どう質問したらいいかを考えてから質問することが成果につながります。
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Aって何ですか?
例えば、Aというものが分からない場合に「Aって何ですか?」と聞くのはどうでしょうか?
一概にいい、悪いは言い切れないと思いますが、ネットで検索すればすぐに分かることを相手に聞いてしまうのは礼儀知らずです。
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何かいい案はないでしょうか?
例えば、新しい営業戦略を考えていますが、何かいい案はないでしょうか?
こう聞くのはどうでしょうか?自分が聞かれる立場だとして考えてみてください。
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丸投げされているなと思いませんでしたか?今の質問は、
新しい営業戦略を考えていますが、自分で考えても分からないので答えを教えてください
というニュアンスが含まれているということです。
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自分ではAという案を考えてみたのですが、どう思いますか?
そこで、営業戦略で自分ではAという案を考えてみたのですが、どう思いますか?
あなたがこう質問されたらどう思いますか?
この方が答えやすいのではないでしょうか。
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繰り返しますが、質問とは相手の時間を奪う行為なので、生産性が上がるような質問内容を考えましょう。
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おわりに
この記事では仕事ができる人の特徴や考え方などを紹介しました。
今後転職するかどうかに関わらず、自分のレベルを上げておいて損はないと思います。
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(参考)
ハック大学 仕事ができる人になる「超」具体的な方法
末永雄大/すべらない転職エージェント 仕事ができる人の特徴TOP3
かすり傷おじさん【箕輪厚介切り抜き】 仕事ができる人の特徴3選/あなたはできていますか?【箕輪厚介切り抜き】