インフラエンジニアとは、サーバーやネットワークなどのITシステムを構築するインフラシステム携わるエンジニアのことです。
開発に必要なサーバーなどのインフラ環境を設計・構築したり、アプリケーション開発後の運用保守などを行います。
システムエンジニア(SE)との違いは、SEがウェブやアプリなどみんなが使うシステムに携わるのに対し、インフラエンジニアはそれらを支えるサーバーやネットワーク、セキュリティなどインフラエンジニアは縁の下の力持ち的な仕事となります。
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インフラエンジニアにはどんな仕事があるの?大きく3つに分類!
1.サーバーエンジニア
サーバーとはアプリの実行に必要なデータを保存しておくパソコンのような機械のことで、サーバーエンジニアはそれらサーバーの設計、運用などを行います。
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2.ネットワークエンジニア
ネットワークとはLANケーブルやハブなどインターネット接続をするために必要な機器のことで、ネットワークエンジニアは、ネットワークのデザインから保守・運用までを行います。
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インフラエンジニアの仕事内容とは?
簡単にお伝えすると、
1.作るものを決める
2.実際に作る
3.動作をテストする
4.保守運用する
これだけ見るとシステムエンジニアと変わりませんね。扱う対象が変わるだけで、エンジニアとはシステムやインフラを作ってテストをし、その後も問題ないかを確認をする仕事と言えます。
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1.作るものを決める
要件定義と言って、お客様がどんなシステムを望んでいるかのヒヤリングを行います。
顧客とのコミュニケーション力はもちろんですが、サーバーやネットワークに関する深い知識が求められるため、経験を積んだインフラエンジニアが担当することが多いようです。
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2.実際に作る
設計書の作成
まずは要件定義を元に設計書を作成します。
・サーバーのスペック
・必要な機器
・配線の流れ
インフラ環境の構築に必要な設計書を作成します。
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構築
・インフラ機器を準備・組立・接続
・OSやソフトウェアのインストール
上記を行い、アプリケーションの開発ができるように進めます。
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3.動作をテストする
設計書の通りに動作するかをテストします。
正しく動くことはもちろん、ネットワークに問題がないかや負荷がかかったときに耐えられるかなど、実際の運用をイメージしてテストします。
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4.保守運用する
開発が終わったあとにシステムが問題なく動き続けるかを確認する仕事ですが、場合によっては24時間365日対応が求められる大変な仕事です。
監視ツールの導入をしたり、対応マニュアルを作成したりと業務が数多くあるようです。
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インフラエンジニアの年収ってどうなの?
会社員のインフラエンジニアの平均年収は約520万円と全職種平均の440万円を大きく上回っています。初任給は約21万円ですが、そこまで悪くない条件ではないでしょうか。
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これがフリーランスだと平均年収が650万円と跳ね上がります。
さらにクラウド系のインフラエンジニアだと840万円、市場では評価が高いようです。
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インフラエンジニアになる方法は?
結論、現場に入って学ぶのが一番いいです。
ただし、未経験の採用は難しいようで、最低限の知識やスキルを身につけたり資格を取ったりして準備をしておく必要があります。
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ちなみに、プログラミングスクールと違いインフラエンジニアのスクールはそこまで普及していないようです。
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インフラエンジニアのキャリアプランは?
1.管理職を目指す
若いインフラエンジニアを束ねるリーダーや管理職を目指すのが一つの方法です。
・プロジェクトマネージャー 平均年収599万円
プロジェクト全体をまとめたり、チームメンバーの進捗管理をする仕事
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2.技術職を目指す
・ITスペシャリスト 平均年収601万円
ITの特定分野において高度な専門性を持つ仕事
・ITアーキテクト 平均年収676万円
システム開発・運用・保守など幅広く担当できる仕事
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3.ITコンサルタントを目指す
平均年収651万円
経営視点からシステム開発・導入の提案ができる仕事
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IT人材は今後も人手不足のため、技術があれば高い年収がもらえるでしょう。
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おわりに
この記事ではインフラエンジニアとはどういう仕事か、年収やなり方を解説しました。
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(参考)
SAMURAI ENGNEER 【初心者注目!】インフラエンジニアとは?仕事内容 年収 必要なスキルを紹介
エンジニアファースト 【完全版】インフラエンジニアとは ?有効な資格 年収 独立 方法を全解説 #インフラエンジニア