
【西野亮廣】なぜクリエイティブな世界では「努力できない人」が生き残れないのか?
「頑張っても結果が出ない」「努力したくてもできない人もいる」
そう言って、成功者の厳しい言葉を「強者の論理」だと否定する人がいます。しかし、キングコングの西野亮廣氏は、その反論が通用しない世界があると断言します。
今回は、西野氏の思考法から、私たちが生きる世界を「会社・学校」と「クリエイティブな世界」に分け、それぞれのルールと、クリエイティブな世界で成功するために必要な「覚悟」について解説します。
会社や学校で「強者の論理」が通用しない理由
会社や学校といった組織は、基本的に**「落ちこぼれを出さない」**という目的で設計されています。
- 会社: マニュアルやシステムが整備されており、経験の浅い人でも一定のパフォーマンスが出せるようになっています。だからこそ、経営者が「お前は努力が足りない」と弱者を切り捨てるのは、会社の設計自体を否定することになります。
- 学校: 「みんなと同じこと、同じペースで」を基準に進められます。これは、どんな子どもでも平均点を出せるようにするためのシステムです。先生が「努力が足りないからダメだ」と弱い子を責めるのは、その教育の義務を放棄していることになります。
つまり、これらの世界では、**「努力できない人を救う義務」**が組織の根底にあるため、「強者の論理」は成立しないのです。
クリエイティブな世界は「自己責任」と「変態的な向上心」でできている
一方で、お笑い、音楽、アートといったクリエイティブな世界は、会社や学校とは全く違うルールで動いています。
西野氏は、この世界の本質をこう表現しています。
「99.99%のプレイヤーの夢が叶わない世界」
この世界で生き残れるのは、**「気が狂うほどの努力」**ができるごく一部の人間だけです。
- 努力できない人を救う義務はない: 誰も「頑張れない人」を助けるために存在しているのではありません。結果を出せないなら、その場から去るしかないのです。
- すべてが自己責任: パフォーマンスが落ちれば、ある日突然クビを宣告される世界。あなたの人気や才能以外に、あなたを守ってくれるものはありません。
- 「面白くなれよ」が答え: 例えば、M-1グランプリの1回戦で落ちる芸人が「どうすれば売れますか?」と質問してきたら、答えはシンプルです。「面白くなれよ」の一言に尽きます。SNSの工夫やテクニックは、その後に来る話でしかありません。
この世界では、「あなたは努力ができるから言えるんだ」という反論は通用しません。なぜなら、できないならやめてしまえばいい、という圧倒的な「強者の論理」がまかり通っているからです。
おわりに:自分のいる「世界」を正しく認識しよう
西野氏が伝えたいのは、**「棲み分け」**の重要性です。
会社や学校での常識を、クリエイティブな世界に持ち込むのは、「ボクシングを選んでおいて、人を殴るなよ」と言うのと同じ。それぞれの世界には、それぞれのルールと覚悟が必要です。
もしあなたがクリエイティブな世界を目指すなら、「努力できない人」を切り捨てる冷酷な現実と向き合う覚悟が必要です。そして、その覚悟を持って**「気が狂うほどの努力」**をすることで、初めて成功への扉が開かれるのです。
強さとは、弱い人を守るためにあるもの。しかし、クリエイティブな世界は、その強さを自ら獲得し、生き抜くことを求められる場所なのです。
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参考
西野亮廣ラジオ 【西野亮廣】結果を出す人の思考法