
3つの経済圏とそれぞれのルール
私たちが生きる世界には、大きく3つの経済圏が存在すると、西野さんは語っています。
- 貨幣経済:シンプルにお金を持っている人が力を持つ世界です。企業や投資家などがこの経済圏の住人と言えます。
- 評価経済:SNSのフォロワー数やYouTubeのチャンネル登録者数といった、「評価」の数が力を持つ世界です。人気YouTuberやインフルエンサーなどがこれにあたります。
- 信用経済:フォロワーの数だけではなく、「この人なら信頼できる」という信用の深さが力を持つ世界です。オンラインサロンやクラウドファンディングなどで、多くの人から応援される人たちがこの経済圏の住人です。
多くの人が、この3つの経済圏が混在する中で生きています。
あなたはどの経済圏の住人?
「お金を稼ぎたい」と思ったとき、まず最初にやるべきことは、自分がどの経済圏の住人なのかを明確にすることです。
たとえば、SNSでフォロワーを増やして稼ぎたいなら、それは「評価経済」のルールに従って動く必要があります。一方で、オンラインサロンのようなコミュニティを作りたいなら、フォロワー数だけでなく、メンバーとの「信用」を築くための努力が必要です。
そして、最も重要なのは、それぞれの経済圏のルールを理解し、そのルールに反する行動を取らないことです。
たとえば、多額の広告費をもらって嘘の情報を発信することは、**信用経済のルールでは「完全にアウト」**です。一時的にお金は稼げても、信用を失ってしまい、結局は稼げなくなってしまいます。
努力の方向性を見極める「資本」という考え方
「お金を稼げる人」になるためには、やみくもに努力するのではなく、**「どこに時間を使うか」**という努力の方向性を見極めることが非常に重要です。
西野さんは、自身の経験から「資本になるものに時間を使う」という考え方を実践しているそうです。
たとえば、お笑い芸人としての活動に加え、絵本作家としても成功しています。これは、お笑いと絵本という、全く異なるジャンルで努力した結果、「お笑いも絵本もできる」という希少性の高い人材になったからです。
アーカイブが残る「資本」に投資する
「資本」とは、一時的な流行で終わるものではなく、長期的に価値を持ち続けるものを指します。
西野さんは、YouTubeの例を挙げて、その考え方を説明してくれました。
YouTubeの動画は、アップロードされた後もずっと残り続けます。これを**「アーカイブ」**と呼びます。
たとえば、流行のタレントについて語る動画は、その瞬間は再生回数が伸びるかもしれません。しかし、数年後には誰も見なくなり、その動画からお金を生み出すことは難しくなります。
一方で、5年後、10年後にも検索されるような普遍的な内容の動画は、アーカイブとして残り続け、長期的に収益を生み出し続けます。
西野さんは、この「資本」という考え方に基づいて、自身の活動を組み立てているのです。
おわりに:稼ぎたいなら「資本」を築くための努力に一点集中
稼ぎたいなら、まず自分がどの経済圏に住んでいるのかを把握し、そのルールを守ること。そして、長期的に自分を助けてくれる「資本」を築くための努力に、一点集中することが大切です。
自転車操業のように、その時々のお金のためだけに時間を使っていると、いつか体力が衰えたときに収入が落ちてしまいます。
そうならないためにも、若いうちから「5年後、10年後も自分を助けてくれるものは何か?」という視点で、自分の時間と労力を投資していくことが、成功への一番の近道ではないでしょうか。
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あなたの成功を願い、記事を終わります。
参考
新R25チャンネル 西野亮廣「稼ぎたいなら、自分が住んでいる経済圏のルールを守れ。副業をするなら…」@nishinoakihiro