【月収4000万円を経験】ヒロシが語る「お金の価値観」が変わった瞬間
一発屋芸人としてブレイクし、一時期は月収4000万円を稼いでいたヒロシさん。
多くの人が憧れるような大金を手にし、高級マンションや高級車を買った彼が、最終的にたどり着いた「お金の価値観」とはどのようなものだったのでしょうか。今回は、ヒロシさんのインタビューを元に、お金の使い方や向き合い方について考えていきます。
貧乏時代に抱いた「お金への夢」
ブレイクする前のヒロシさんは、お笑い芸人としての収入はほぼゼロ。家賃2〜3万円のアパートで、風呂なしの生活を送っていました。しかし、いつか売れてお金を稼ぎ、良い家に住むこと、車を買うこと、欲しいものをすべて手に入れることを夢見ていたと言います。
「売れたらそれができるはずだ」という強い思いが、貧しい生活を支えるモチベーションになっていたのです。
贅沢の先にあったのは「虚しさ」
そして、一世を風靡した「ヒロシです」のネタで大ブレイク。夢にまで見た月収4000万円を手にしました。
当時、ヒロシさんが真っ先にやったのは、憧れの生活を手に入れることでした。
- 家賃48万円の高級マンションに引っ越し、東京タワーが見える部屋に住む。
- 高級な家具や家電、観葉植物で部屋を埋め尽くす。
- 高級外車「ジャガー」を購入する。
しかし、その贅沢な生活の先にあったのは、意外にも「虚しさ」でした。
「広いリビングに大きなソファーを置いても、結局座るのは一箇所」「ジャガーに乗っていても、その価値ほどモテるわけではない」と語るヒロシさん。
長年の夢だった「お金で手に入る幸せ」は、一通り経験してみると、そこまで価値のあるものではないと気づいたのです。
お金が教えてくれた「本当の価値」
ヒロシさんは、高級車ジャガーが頻繁に故障し、修理に多額の費用がかかった際、車屋から言われた一言で決定的な価値観の変化を経験します。
「このジャガーに乗り続けるってことは、神田うのさんと結婚するってことですよ」
これは、高級車を維持するためには、お金だけでなく、それに伴うライフスタイルや覚悟が必要だという意味です。この言葉を聞いたヒロシさんは、「俺はそこじゃなかったんだな」と悟り、ジャガーを手放すことを決意します。
一度お金を稼いで、贅沢を経験したからこそ、「自分にとって本当に必要なもの」と「そうでないもの」の区別がついたのです。お金を持っていなければ、いつまでも「高級車に乗れば幸せになれるはず」という夢を見続けていたかもしれません。
おわりに：お金の使い方は「価値観」を映し出す鏡
ヒロシさんの話からわかるのは、お金は「幸せ」そのものではなく、**「幸せにたどり着くための道具」**だということです。
そして、その道具の使い方は、人それぞれ異なる「価値観」によって決まります。
- お金がないと、お金が手に入ったらどうなるか、夢を見続ける。
- お金を持つと、その夢が現実のものとなり、本当にそれが自分の幸せなのかを試せる。
お金を使うことは、自分が何を大切にしているのかを知るための貴重な経験です。
もしあなたが今、お金を稼ぎたいと考えているなら、ただ漠然と稼ぐのではなく、**「自分にとっての本当の幸せは何だろう？」**と問いかけながら、お金と向き合ってみてはいかがでしょうか。ヒロシさんのように、一度お金を稼いでみて初めて気づくことがあるかもしれません。
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参考
新R25チャンネル「月収4000万円」稼いだヒロシがたどり着いたお金の価値観