仕事のスキル

箇条書きをうまく使いこなすコツとは?ロジカルシンキングとは何?ロジックツリーやMECEなどを使いこなして仕事のスキルを上げよう!

この記事では

・箇条書きのメリット

・ロジカルシンキングとは何か

・ロジックツリーの使いこなし方

などを紹介します。

箇条書きのメリット

 話を聞く、文章を読むなどのインプットで役に立つ

 私は議事録をよく取っているのですが、相手の話を要約して何が言いたいのか?を理解するために箇条書きを多用しています。

 新聞や雑誌などを読むときもポイントを理解するために箇条書きを意識すると分かりやすくなります。

 長文を読むよりも箇条書きの短文を読んだ方が理解力が高まります。

 全体像が見やすくなる

 文章が簡略化されることで全体像が見やすくなるのも箇条書きのメリットです。

 箇条書きをする時は余計な言葉を削り、とにかく分かりやすく相手に伝えることを意識しましょう。

 文章力やプレゼン力が向上する

 インプットだけでなく、アウトプットする時も箇条書きの考え方は役立ちます。

 例えば、「伝えたいことが3つあります、1つ目は・・」と話すことで相手に分かりやすく伝えられます。

 メールの文章でも長文でダラダラ伝えるよりは、箇条書きで一文を短く伝えた方が相手には伝わりやすいです。

 箇条書きを効果的に使って文章力やプレゼン力を向上させましょう。

* 

箇条書きの書き方

 箇条書きのテーマを見つける

 例えばロジカルシンキングとは何か?と調べた場合、

 ロジカルシンキングは、「論理的思考」や「論理的な考え方」などを意味します。 直感や感覚的に物事を捉えるのではなく、筋道を立てて矛盾・破綻がないように論理的に考え、結論を出す思考法です。

「ロジカルシンキング」とは

 と書かれています。この場合の箇条書きのテーマは「ロジカルシンキング」となります。

 要素となる文章を抜き出す

 ロジカルシンキングの説明文の要素とは、

「論理的思考」や「論理的な考え方」などを意味

直感や感覚的に物事を捉えるのではない

筋道を立てて矛盾・破綻がないように論理的に考え、結論を出す思考法

文章から抜き出すとこのように3つ程度に分けられます。

 各要素の文章を整える

 最後に、各要素の文章の余計な言葉を削り、分かりやすい言葉に整えましょう。

論理的思考」や「論理的な考え方」などを意味

→ 論理的な思考や考え方などを意味する

直感や感覚的に物事を捉えるのではない

→ 直感的、感覚的に物事を捉えない

筋道を立てて矛盾・破綻がないように論理的に考え、結論を出す思考法

→ 矛盾・破綻が無いように筋道を考え、結論を出す

上記の色を付けた部分が同じ内容の言葉、もしくは言い換えられる言葉です。

文章から箇条書きに直した結果

ロジカルシンキングは、「論理的思考」や「論理的な考え方」などを意味します。 直感や感覚的に物事を捉えるのではなく、筋道を立てて矛盾・破綻がないように論理的に考え、結論を出す思考法です。

↓↓↓


・論理的な思考や考え方などを意味する
・直感的、感覚的に物事を捉えない
・矛盾・破綻が無いように筋道を考え、結論を出す

(箇条書き:ロジカルシンキングとは)

自分でもびっくりするくらいスッキリして分かりやすくなったと感じます。

これからは仕事の中でどんどん箇条書きを取り入れたいと思います。

ロジカルシンキングの特徴とは

 要素分解して課題や原因を特定する

 ロジカルシンキングとは筋道を立てて考えることで、細かく要素分解していくことで課題や原因を特定しやすくなります。

 例えば、売上を増やしたいという課題があった時に

・客単価を上げる

・来店人数を増やす

・来店頻度を増やす

 売上=客単価x来店人数x来店頻度で表されることから、それぞれの要素について考えていくことで課題や原因を追及していきます。

 全体像を把握しながら物事を体系的に整理する

 ロジカルシンキングを行うことで、全体像を把握しながら一つ一つの物事を体系的に理解できます。

 例えば、先ほどの売上の話で客単価を上げるために

・商品価格を見直す

・お客様へもう一品おススメする

・決済手段を増やす

 などの方法があります。これらのそれぞれについて、さらに要素を深掘りするとロジカルシンキングの完成です。

 矛盾や飛躍のない筋道を立てる

 私はよく話が飛躍してしまうのですが、ロジカルシンキングを意識することで矛盾や飛躍のない筋道を立てることができます。

 売上の話の続きですが、お客様へもう一品おススメするために「ご一緒にポテトはいかがですか?」のように声がけをすると一定数の方が購入してくれるようです。

 さらに、一緒に進める商品は最初に買った商品よりも安いものを勧めると効果的で、その方法をクロスセルと言います。

 このように、一つの話を深掘りしたり、別な角度から話を展開することでより論理的にアプローチすることができるようになります。

 ロジックツリーを使って論理的に考えていきましょう。

ピラミッドストラクチャー

ピラミッドストラクチャーとは情報を伝える際の論理構造を整理するツールで、相手に分かりやすく伝えるのに役立ちます。

WhySo?  何故そう言えるの?

SoWhat? だから何?

論理構造を考える上でこの2つが重要で、

・なぜその物事が起こったのか?

・その物事から何が言えるか

物事の因果関係を捉えて前後関係を理解するために役立つツールとなります。

 マジックナンバー3のメリット

  マジックナンバー3とは「伝えたいことが3つあります」のように物事を3つに分けて伝えることで、以下のようなメリットがあります。  

  印象に残りやすい
  思考が洗練される
  心理的にちょうどよいと感じる

マジックナンバー3のメリット

評価が重要

工場で不良対策をいろいろ話し合っていますが、対策を実施した結果どうなったのか?という評価をする必要があります。

ピラミッドストラクチャーのSoWhat?(だから何)ですね。

ここでもいろいろと論理的思考の話をしてきましたが、「その結果どうなったのか?」を評価して改善していくことがPDCAを回していくことにつながります。

おわりに

この記事では箇条書きのメリットやロジカルシンキングについてお伝えしました。

仕事などで活かしていただけるよう願い、記事を終えたいと思います。

(参考)

マナビジネス【コンサル仕事術】 【ビジネスパーソンなら知っておきたい】ロジカルな人になるための箇条書きのコツ

マナビジネス【コンサル仕事術】 【超入門】ピラミッドストラクチャー

マナビジネス【コンサル仕事術】 MECE仕事での活かし方~ロジカルシンキング基礎講座

ハック大学 ロジカルシンキングの武器①ロジックツリー

研修トレーナー伊庭正康のスキルアップチャンネル 【優秀な人の特徴】優秀な人はやっている!ロジカルシンキング思考(元リクルート 全国営業成績一位、リピート9割超の研修講師)

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