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私はよく会社で「ずれている」と言われます(´;ω;`)
具体的に言うと話の論点や返答がかみ合っていないということなのですが、今まではそんなものかと半分あきらめていました。
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しかし、話や論点がズレる人への処方箋という動画を見て自分でも改善できそうだと感じたので、あなたにもお伝えしたいと思います。
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この考え方を身に付けて一緒に改善していきましょう!
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どんな時に話のずれが起きてしまうのか?
質問された時、相手が期待する答えのゾーンからはみ出した答えを返すと「話がズレている」と思われてしまいます。
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例えば、
「集合時間を守ってくれないとみんなに迷惑がかかるので、もし来られない時は連絡をもらえますか?」
とお願いしたことに対し、
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「子供が情緒不安定なことが多いので、そのことも分かってほしい」
と連絡が来たらどう思いますか?
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おそらく、お願いにきちんと答えられていないと感じるのではないでしょうか。
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ここからは話や論点のズレを分類してみます。
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1.そもそも話題からズレている
先ほどのお願いに答えられていない例は話題からズレていると言えます。
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「連絡をもらえますか?」
「分かってほしい」
お願いに対して自己主張をしており、相手の話に答えていないことが分かります。
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2.話題には入っているが内容がズレている
例えば、
「連絡をいつ頃もらえますか?」
「子供が情緒不安定なので遅れます」
というやり取りだったらどうでしょうか?
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「遅れます」と時間についての話をしているので、話題に入っているように感じます。
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しかし、遅れますという回答は「いつ?」という質問に対して的確に答えられていません。
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3.相手の期待レベルとずれる
A:「どうやってここまで来たの?」
B:「車で来ました」
という回答はかみ合っているようにも見えます。
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しかし、Aの求める回答が「どの道を通ってきたのか?」という意図だったらどうでしょうか。
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その時は「高速で来ました」「国道〇号線経由です」などと答えることが相手の求める答えとなります。
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実はこれ、私と社長のやり取りのズレの実体験です。
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相手理解力を高めるには?ポイント5選を紹介!
話のずれをなくすには相手の事を理解する必要があります。
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ではどうすれば相手理解力を高めることができるのでしょうか?ポイントを5つ紹介します。
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1.相手思考になる
相手理解力が低い人は自分がいいたいことを話してしまう傾向にあります。
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私もついつい相手の話をさえぎって自分の話を突っ込んでしまうので、反省です。。。
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相手思考になるとは相手が知りたいことは何かを考えることです。
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自分の話をする前に、相手の立場になってしっかり話を聞くようにしましょう。
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2.5W1Hのどれを問われたかを考える
A:「集合時間を守ってくれないとみんなに迷惑がかかるので、もし来られない時は連絡をもらえますか?」
B:「子供が情緒不安定なことが多いので、そのことも分かってほしい」
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Aがお願いしているのに、Bもお願いしているのでかみ合っていません。
会話を成り立たせるためには、5W1Hの内何を問われているかを理解することです。
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集中して相手の話を聞いていないと、間違った答えをしてしまうので注意しましょう。
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5W1Hの内、何を質問されたかを理解し、頭で整理してから答えるようにしましょう。
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3.まず質問に答える
A:「集合時間を守ってくれないとみんなに迷惑がかかるので、もし来られない時は連絡をもらえますか?」
B:「はい、分かりました。ただ、子供が情緒不安定で連絡できないこともあるので、その時はすみません」
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AはBに対してお願いをしているので、Bはお願いに対しての返答をするのが正しい受け答えになります。
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ビジネスの場面でも結論ファーストとよく言いますよね。理由は結論の後でいいんです。
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A:「不良が流出したのはなぜですか?」
B:「不良を不良だと分かっておらず見逃してしまったためです」
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Bさんは検査のスキルが身についていなかったため、不良を不良だと思わずに出荷してしまったようです。
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このあと再発させないための対策を考えるのですが、仕事ならスキルのない人に検査を任せるな、しっかり教育しろと突っ込みたくなります(笑)
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4.話を注意深く最後まで聞く
A:「このお店は何時までやってるの?」
B:「ラストオーダーは20:30です」
という会話についてどう思いますか?私も今までならスルーしていた内容です。
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このやり取りが微妙にずれているのってわかりますか?
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Aは閉店時間を聞きたいのに対し、Bはラストオーダーの時間を答えています。
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ちょっとしたずれかもしれませんが、仕事では大きなミスにつながる可能性があるので注意しましょう。
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5.相手の期待の深さを探る
A:「どうやってここまで来たの?」
B:「車で来ました」
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Aが交通手段を尋ねているならBの答えは的確ですが、
車で来たことを前提として、Aがルートを聞きたいとした場合はBの答えはズレています。
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最後の項目に関しては少し上級編となります。
いろんな解釈ができる表現の場合、相手への確認が必要です。
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A:「どうやってここまで来たの?」
B:「通ってきたルートをお聞きになりたいということですか?」
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この場合、相手と自分の答えの方向性を事前にすり合わせると答えの精度が高まります。
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商談などでも「今の質問は〇〇を聞きたいということで合っていますか?」と相手の質問の意図を確認することも必要になります。
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おわりに
この記事では、話がズレる人の特徴と相手が期待する答えを返す方法をお伝えしました。
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(参考)
マナビジネス【コンサル仕事術】 【話し方】話がズレる・論点がズレると言われる人への処方箋
もぎせかチャンネル 話が深い人vs話が浅い人
松下幸之助創設PHP研究所|時事・ビジネス 話が深い人vs話が浅い人【THE21 2023 11月号】PHP研究所